ジェイコブス晶の豪快ダンク

【日本生命CUP2025】日本代表 74-53 オランダ代表(7月6日/有明アリーナ)

【映像】ジェイコブス晶の豪快な「両腕ダンク」

 アカツキジャパン(バスケットボール日本代表)のジェイコブス晶が、アリーナを熱狂させる豪快な“ボースハンドダンク”を決めた。SNSのファンたちも若き逸材のパフォーマンスに歓喜している。

 アカツキジャパン7月6日、日本生命CUP2025(国際強化試合)の第2戦でオランダ代表と対戦。序盤から優位に試合を進めると、リードを守り切って74ー53で勝利し、前日の敗戦を払拭した。

 8月のアジアカップに向けてトム・ホーバスHCはオランダ連戦を「トライアウト」を位置付け、若手中心となったロスターの中で輝きを放った1人が、2024年のパリ・オリンピックにもチーム最年少として選出されていた21歳のジェイコブスだった。

 とりわけ圧巻だったのが、26ー21とアカツキジャパンがリードして迎えた第2クォーターの残り5分25秒だ。金近廉がこぼれたボールを拾ってターンオーバーになると、そこから速攻を仕掛ける。ジェイコブスは裏に抜けて金近からのパスを受けると、そのまま独走。最後はボースハンドダンクを叩き込んだ。

 豪快なダンクにベンチで戦況を見守っていた川島悠翔や中村太地ジャンローレンス・ハーパージュニアなどは総立ちでジェイコブスを称える。アリーナからも盛大な拍手と大歓声が沸き起こった。

 前日の第1戦で日本は一度もダンクを成功させていなかっただけに、ジェイコブスの豪快ダンクにはファンも反応。SNSでは「ジェイコブスかっこいいわ〜」「いい形の速攻!」「気持ちいダンクきた!!」「今後の全てのメンバーに期待しかない」「これマジで痺れた」「躍動してるねぇ~」など歓喜の声が溢れていた。

 試合後のフラッシュインタビューに登場したジェイコブスは、ダンクについて聞かれると「あぁ、ありましたね(笑)。グッドパスしてくれたので、ディフェンスがないとできないプレー。ありがとうございます」とお茶目な一面見せてブースターたちを笑わせている。

 この試合のジェイコブスは、チームトップとなる22分36秒のプレータイムを与えられ、チーム2位の14得点をマーク。アジアカップに向けて調子の良さをアピールした。

(ABEMA/バスケットボール男子日本代表)
 

豪快な“両手ダンク”にアリーナ沸騰!「マジで痺れた」「気持ちいい」「かっこいいわー」日本バスケ期待のSFジェイコブス晶がリングに叩き付けた瞬間