
2025年7月7日(月)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。
7月7日の日経平均株価は、朝方一時プラスに転じる場面があったものの、米関税政策に対する警戒感から売り優勢の展開で、前日比223.20円安の39,587.68円で取引を終えました。日本時間7日午前、トランプ米大統領は「関税に関する書簡や米国が結んだ貿易ディールについて、米東部時間7日正午(日本時間8日午前1時)から送付・発表を予定している」と自身のSNSに投稿。書簡の内容が判明するまでリスクをとり難い状況となっています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが55銘柄、値下がりが166銘柄、変わらずが4銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、ファナック〈6954〉、TDK〈6762〉、SMC〈6273〉、安川電機〈6506〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、リクルートホールディングス〈6098〉、ディスコ〈6146〉、良品計画〈7453〉、ベイカレント〈6532〉、アドバンテスト〈6857〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は13億4,900万株、売買代金は3兆4,347.83億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、サービス業、小売業、陸運業、パルプ・紙、倉庫・運輸関連業などが上昇した一方、銀行業、非鉄金属、鉄鋼、ゴム製品、証券業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位が円谷フィールズホールディングス〈2767〉で+229円(+11.43%)の2,232円、2位が井関農機〈6310〉で+102円(+8.11%)の1,359円、3位がセルシス〈3663〉で+120円(+8.08%)の1,605円となりました。
一方下落率は、1位がアスクル〈2678〉で-169円(-10.80%)の1,396円、2位が安川電機〈6506〉で-324.5円(-10.29%)の2,830.5円、3位が東洋エンジニアリング〈6330〉で-82円(-7.77%)の973円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは75銘柄、年初来安値を更新したのは12銘柄でした。

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