【元記事をASCII.jpで読む】

 万博で、まさにいま注目されているトピックを紹介する日刊大阪・関西万博7月4日(金)は、桑名市の桑名宗社が所蔵する「宝刀村正」が関西パビリオンで展示されるニュースが注目を集めている。

 大阪・関西万博の関西パビリオン三重ブースにて、7月23日までの期間限定で「宝刀村正」が展示される。

 宝刀村正はかつて桑名市に住んでいた刀工「村正」による太刀。天文12年(1543年)に二代目村正が奉納するために制作したと伝えられており、現在は桑名宗社(春日神社)が所蔵している。

 なお、徳川家康の祖父・父・息子が村正作の刀で命を落としたという俗説から、村正作の日本刀は徳川家に祟る「妖刀」として広く知られている。

 しかし、桑名宗社では「村正が妖刀であるという汚名を注ぎ、桑名が誇る刀工として語り継ぎたい」という思いから「宝刀村正」という呼称を使用している。

 この告知に対し、X上では「マジか…これは行かねば!」「刀装具も一緒で迫力ある〜!」「村正が万博にいるの???」などのコメントのほか、入館方法に関して「なんで予約取りにくいパビリオンの中で展示するんだ…」「見たいけどなかなか関西パビリオンの予約が取れない」という声が寄せられている。

「宝刀村正」が万博へ!関西パビリオンで7月23日まで限定展示