
Apple Musicが、この10年間で最も多くストリーミングされた500曲を発表し、エド・シーランの「Shape of You」が首位を獲得した。
現地時間2025年7月5日に発表された通り、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で12週首位を獲得したエドの2017年の大ヒット曲は、過去10年間で同プラットフォームで最も多く再生された楽曲となり、2位のザ・ウィークエンドの「Blinding Lights」と3位のドレイク「God’s Plan」を上回った。「Shape of You」はリリース初日にAppleの1日あたりのストリーミング再生回数記録も更新している。
トップ10の残りは、ポスト・マローンとスウェイ・リーの「Sunflower」、21サヴェージをフィーチャーした ポスト・マローンの「Rockstar」、WizkidとKylaをフィーチャーしたドレイク「One Dance」、トラヴィス・スコットの「Sicko Mode」、エド・シーランの「Perfect」、クリス・ブラウンの「No Guidance」、ビリー・アイリッシュの「Bad Guy」が続く。その他、上位にランクインしたのはザ・チェインスモーカーズとホールジーの「Closer」(11位)、ケンドリック・ラマーの「Humble」(15位)、アリアナ・グランデの「7 rings」(19位)、 BTS の「Dynamite」(34位)などだ。
ドレイクが他のどのアーティストよりも多くの楽曲をトップ500にランクインさせている(27曲)。2位はテイラー・スウィフトで14曲だ。マライア・キャリーはクリスマス・ソングでトップ100に入った唯一のアーティストで、「All I Want for Christmas Is You」が100位にランクインした。
500曲のリストの残りの楽曲は、Appleが土曜日に公開した大規模なプレイリストで聴くことができる。これは同プラットフォーム開始10周年を記念して公開されたものだ。
祝賀ムードを盛り上げるため、Appleは、エドが「Shape of You」の制作と影響について語るインタビューも公開した。この楽曲は、彼のアルバム『÷(ディバイド)』のリード・シングルとして、2018年の【グラミー賞】で<最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス>を受賞している。
エドはゼイン・ロウに対し、「その楽曲は誰にも奪うことはできません。僕はそれを永遠に演奏することができます」と述べ、「そんな曲があることにただ感謝しています。世界のどこにいようとも、誰かがギターを貸してくれたら、その曲で誰かを幸せにすることができるのだから」と語っている。

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