
米NVIDIAはこのほど、ゲームエンジンである「Unreal Engine」の新しい複数のバージョンに「DLSS 4 Plugin」をリリースした。開発者はゲームに導入して対応するデバイスでの性能を引き上げることが可能だ。
DLSS 4はTransformerモデルの導入によって品質・性能を大幅に引き上げ、フレーム生成を最大4倍まで増加させた最新バージョン。すでに対応するゲームも数多く市場にリリースされており、今回Unreal Engine 5.2から5.6に対してDLSS 4 Pluginが展開されたというもの。RTX 50環境では強力な専用機能を活用できるようになる。
ちなみに昨今MxBenchmarkPCが公開さした動画において、Unreal Engine 5.6での大幅なGPU性能向上が報告されたようだ(UE 5.4比)。CPU負荷は最大35%も低減しつつ、GPU負荷を大きく高めて最大25%もパフォーマンスが上昇。Lumenによる光源処理も品質が高められ、美しい光と反射の描画が行われている。
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