新アニメ「本好きの下剋上 領主の養女」の放送が、読売テレビ日本テレビ系全国ネットで2026年春に開始されることが決定し、ティザービジュアル&ティザーPVが全世界に公開された。また、主人公・ローゼマイン役を務める井口裕香と、フェルディナンド役を務める速水奨、原作者の香月美夜氏からもコメントが到着した。

【写真】本を愛する主人公・ローゼマイン

■アニメ「本好きの下剋上 領主の養女」

本作はビブリア・ファンタジー小説:香月美夜『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~』(TOブックス刊)を原作として制作される。

魔力を持つ貴族が支配する<エーレンフェスト>。書物なき世界で本作りに奮闘するマイン、その身に宿す強大な魔力を狙いさまざまな陰謀が忍び寄る。大切な家族や仲間を守るため、領主の養女・ローゼマインとして生きる道を選び、日々奮闘する姿を描く。

■「『本好きの下剋上』を日本版ハリー・ポッターにしていきたい」

アメリカのロサンゼルスで開催されたAnime Expo(R)では、本作のティザービジュアル&ティザーPVが全世界に先駆けて解禁された。

今作のアニメーションを制作するのは、「SPY×FAMILY」「進撃の巨人 Season 3」「真・侍伝YAIBA」などを手掛けたWIT STUDIO

現地ロサンゼルスの会場にて実施されたパネルでは、人気アニメ系インフルエンサーのGigguk氏がMCを務め、WIT STUDIO・CEOの和田丈嗣氏、TOブックス・マネージングディレクターの柴田維氏、アニメプロデューサーの吉田剛志氏が登壇。「本好きの下剋上 領主の養女」のティザーPVが上映されると、会場が大きく沸いた。

このPV映像について和田氏は、「WIT STUDIOクオリティーを期待していただいて大丈夫です。アクション満載で、映像も非常にクリアに仕上げています」と語り、柴田氏も、「今回のWIT STUDIOとのパートナーシップにより、映像とアクションのクオリティーはこれまで以上に向上するでしょう」と期待を示しす。そして、吉田氏もシリーズの将来性に自信を見せ、「『本好きの下剋上』を日本版ハリー・ポッターにしていきたい」と語った。

■ローゼマイン役・井口裕香コメント

いやっふぅ〜〜〜!みなさま、お待たせいたしました!!!アニメ!新シリーズが!始まります!!!

先日PVの収録をさせていただきましたが、絵がとてもきれいです!待ちに待った新キャラクターたちも続々と登場します!期待に胸が高鳴りますね。

物語の舞台は、下町から貴族社会へと移ります。ローゼマインとして成長していく彼女を心を込めて演じさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします!

フェルディナント役・速水奨コメント

マインがローゼマインとして、領主の養女として、激流に足を踏み入れて行きます。

フェルディナンドの頭痛の種が益々増えそうですね(笑)

演じる僕としては、感情のブレるシーンの方が楽しいので、大歓迎です。

アニメ、ご期待くださいね。

■原作・香月美夜氏コメント

TVアニメ本好きの下剋上 領主の養女 は全国ネット&夕方枠での放送が決定しました!

決まった時は本当に驚きましたね。お子さまも含め、ぜひ家族で楽しんでください。

そして、ティザービジュアルやPVが公開されました。

ティザービジュアルを初めて見た時は祝福の美しさに息をのみました。

イメージとしては神殿長になったローゼマインによる星結びの儀式です。

最高神である闇と光の夫婦神の祝福ですが、この闇の祝福を神々しく描けるのが素晴らしいと思いませんか?黒いのに禍々しくないんですよ!

それもあって、ローゼマインがとても聖女らしく表現されていると思います。

PVを見れば、アニメの雰囲気がよく伝わると思います。

貴族となったローゼマイン、どうです? 可愛いでしょう?

貴族街はもちろん、回想が出てくることで下町家族や神殿の工房の様子などもわかる構成になっています。魔術が周囲に溢れる貴族社会を見事にアニメにしてくださっています。

PVを隅々まで見ながら2026年春の放送を楽しみにお待ちください。

「本好きの下剋上」4期ティザービジュアル/香月美夜・TOブックス/本好きの下剋上製作委員会2026