
映画「近畿地方のある場所について」が8月8日(金)より全国公開される。公開まで1カ月を記念し、W主演を務める菅野美穂、赤楚衛二のスペシャル映像が到着した。
【動画】「近畿地方のある場所について」メイキング&インタビュー映像
■新感覚・場所ミステリー
原作は、発行部数70万部を突破し「このホラーがすごい!2024年版」でも第1位を獲得した背筋氏の同名小説。
本作は、オカルト雑誌の編集者が突然行方不明になるところから始まる。失踪直前まで彼は、過去の未解決事件や怪現象の数々をかき集めて何かを調べていたらしい。彼の行方を捜す同僚の編集部員・小沢(赤楚)はライターの千紘(菅野)とともに、それらすべての出来事が“近畿地方のある場所”へとつながっている恐るべき事実に気が付く、新感覚・場所ミステリー映画。
謎を解けた人しか応募できないプレミア上映が公式サイトやXで発表され、イベントの場所を導く手がかりとなる謎の文書“ある新聞社の報告書”が公開された。
■撮影した映像素材がなぜか黒塗りに…撮影現場での恐怖体験を告白
スペシャル映像の前半では、貴重な撮影の舞台裏を初公開。映像の後半では、菅野と赤楚の2ショットインタビューが解禁された。
インタビューの中で、原作について菅野は「体験型みたいな読後感で、自分から進んでコワさを取りに行くような感覚もあって、本当に力のある原作だと感じました」と振り返る。脚本について赤楚は「だんだんと真実がわかっていく原作の面白さはそのままに、映像化するからこその面白さを脚本から受け取れたので、撮影がすごく楽しみになりましたね」と魅力を語った。
また、本作では作品の不穏さに引き寄せられるかのように、撮影現場でも“怪異”に遭遇していたのだという。菅野は恐る恐る恐怖体験を語りだし、心霊スポットとして有名なトンネルでロケを行った際、撮影現場にいた男の子が「緑の人が見える」と言い続けたり、撮影した映像素材がなぜか黒く塗りつぶされてしまい全ての映像が撮り直しになったりという不可解な現象を告白した。菅野はその上で、「現場でもただならぬことが起こったり…だからこそなのか、映像にはものすごい力強さがある。そして『コワッ!』と言いながらもっと観たくなっちゃうような感覚がありました」と、撮影現場での怪現象を振り返ると共に、完成した映像への手応えを明かした。

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