アイルランドアクセス解析サービス企業StatCounterによる世界Windows市場調査によると、米Microsoftが2021年10月にリリースした「Windows 11」のシェアが、2025年7月にようやく「Windows 10」を超えた。

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 StatCounterによると6月はWindows 10が48.89%、Windows 11が47.83%と僅差になっていた。7月はWindows 10が44.59%、Windows 11が52%と逆転した。

 2015年7月にリリースされたWindows 10がWindowsシェアで首位になったのは2年後の2017年だった。Windows 11への移行に時間がかかっているのは、Windows 11ハードウェア要件の厳しさが反映されているとみられる。CPUとセキュリティ要件が厳しく、Windows 10からアップグレードできないPCが日本国内だけでも2000万台あると報じられた。

 Windows 10のサポートは10月14日に終了の予定だ。

2024年7月~2025年7月のシェア推移(資料:StatCounter)