ＢＳテレ東で毎週水曜夜7時から放送中の「シネマクラッシュ」が、ＢＳテレ東開局と同時に番組を開始して25年を迎えた。これを記念して、往年のハリウッドスターであるブルース・ウィリス主演「ダイ・ハード」シリーズ全5作を7月～8月にかけて一挙放送する。
【写真】ブルース・ウィリス“マクレーン”の不運が極まる「ダイ・ハード2」
■世界一ツイてない、不死身の男
「ダイ・ハード」といえば、ブルース・ウィリス演じる刑事ジョン・マクレーンが度々凶悪な犯罪現場にいあわせ、テロ組織を相手に豪快に戦うアクション映画の大ヒットシリーズ。“世界一ツイていない男”の異名を持つマクレーンは、どんな窮地に陥ってもその強靭な精神力で“なかなか死なない=Die Hard“な男として激しい戦いをくぐり抜け、悪を成敗する。
「シネマクラッシュ」では同シリーズの全5作品を、世界初の高画質ピュア4K放送。ピュア4K放送とは、配給会社から提供された4K映像素材を用いて、その本来の高画質を100%活かして放送すること。高画質ピュア4K映像はＢＳテレ東4K(4K7ch)で放送予定だ。
■放送スケジュール/作品あらすじ
クリスマス・イブの夜、ロサンゼルスのハイテクビルを最新兵器で武装した謎のテロリスト集団が襲った。彼らの要求を拒んだ重役達は即座に射殺。なすすべもなく怯える人質たち。ビルの中にいた非番警官ジョン・マクレーンは外部との連絡が一切遮断された中、ただ一人命をかけた闘いを挑んだ。
クリスマス・イブのワシントンD.C.──ダレス空港に非常事態が発生する。麻薬王の釈放を要求し、テロリスト集団が猛吹雪の中、航空管制塔を占拠した。空港は大パニックに陥る。
ニューヨークの5番街。朝の買い物客で賑わうデパートが突然爆破された・サイモンと名乗る爆弾テロリストが爆破場所を地下鉄、小学校と次々に指定し、ニューヨーク市民を巻き込んだ爆破計画を敢行する。
犯人は何故かマクレーン刑事を指名し、彼が自分の命令通り動かなければまた公共の場所で爆発を起こすという。そしてたまたまマクレーンを助けた一般人ゼウスも共に行動するように要求されてしまう。2人は犯人の要求に従い行動を続けるのだった.。
独立記念日の前夜。ワシントンD.C.のFBI本部に設置されたサイバー犯罪部に異変が起こった。交通、通信、原子力、水道などのあらゆる全米のインフラを監視するシステムに何者かがハッキングを仕掛けてきたのだ。そのころ、ニューヨーク市警統合テロ対策班のジョン・マクレーン警部補は、しばらく連絡を取っていない別れた妻との娘ルーシーに会うために、管轄外であるニュージャージー州の大学に立ち寄っていた。
その時、FBI から、ニュージャージー州内に住むマットというハッカーの身柄を確保し、FBI 本部に連れて行けという無線連絡が入る。これが不運の始まりだった。
ニューヨーク市警の刑事ジョン・マクレーンは、ブルックリンの警察署で、長らく疎遠だった息子のジャックがモスクワで警察沙汰を起こし投獄されたことを知る。ジョンは、娘ルーシーに見送られ、ジャックの身柄を引き取りにロシアを訪れるのだが、ジャックが出廷するはずだった裁判所が突然爆破されテロ事件に巻き込まれてしまう。
ジョンは相変わらずの運の悪さを呪いながらも、混乱状態に陥った状況でジャックと再会を果たすのだが、謎の武装テロ組織の執拗なまでの攻撃を浴びるはめに。かくして、二人のマクレーンは、大物政治家や大富豪、軍人らが暗躍する世界を震撼させる大規模犯罪に立ち向かう。
■番組プロデューサー・五十嵐智之氏(テレビ東京 映画部) コメント
ＢＳテレ東の開局と同時にスタートした「シネマクラッシュ」は今年で25年を迎えます。記念企画としてアクション映画の金字塔「ダイ・ハード」シリーズ全5作を一挙放送いたします。さらに今回は ＢＳテレ東4Kでは全作品、世界初のピュア4K高画質での放送が実現。主人公ジョン・マクレーン刑事の吹替は野沢那智さん版でお送りします。(「ダイ・ハード/ラスト・デイ]は中村秀利さん版)。また、番組冒頭の映画解説を兼ねたオープニングアクトでは女優の渡邉美穂さんが「ダイ・ハード」にちなんだ、連続サスペンスにも挑戦!?
この夏はブルース・ウィリスの熱いアクションシリーズでお楽しみください。
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