
最新のハラスメント教育の在り方と実践手法を提案する株式会社インプレッション・ラーニング(東京都中央区、代表:藤山晴久)は、人事・研修企画担当者向けの無料オンラインセミナーを7月17日(木)に開催します。今や管理職は「これを言ったらパワハラになるか」と考えをめぐらせながらどんどん萎縮し、上司からすれば「パワハラ恐怖時代」とも言える状態です。そのため、指導や育成がうまく機能していない話は珍しくありません。一方、若手社員向けのハラスメント教育はeラーニング任せが多く、意外にも「正しい知識」や「当事者意識」が身についていないケースが目立ちます。
こうした状況において求められるのは、若手社員がハラスメントを正しく理解し、管理職も若手社員の価値観や捉え方を踏まえて向き合い、両者の対話の工夫に焦点を当てたプログラムです。そこで、自身がZ世代でもある白附(しらつき)みくる氏が講師を務め、若手社員に向けたハラスメントの研修プログロムの紹介セミナーを開催いたします。
講師の白附氏。若手社員が「パワハラ」と感じてしまう真相と配慮ポイントをZ世代でもある講師が分かりやすく説明する。
■若手社員の正しい知識が、信頼関係を築くカギとなる
「飲み会に誘えばセクハラ、誘わなければパワハラ──」
こんな声が、今や多くの職場で聞かれる時代です。マネジメント層は「パワハラ」と指摘されるリスクに過敏になり、必要な指導やコミュニケーションをためらう場面が増えています。こうした現状は、組織の健全な成長を妨げ、若手育成の大きな壁となりつつあります。
一方、若手社員向けのハラスメント教育は、形式的なeラーニングにとどまることが多く、管理職に比べるとハラスメント教育は軽視されがち。正しい知識が欠如していると、誤解や過剰反応が職場の安心感を損ない、生産性低下にもつながりかねません。若手社員も正しい知識を身につけることで、若手社員自身が状況に応じた適切な言葉を選び、不要な誤解や過剰反応も起こりにくくなります。
■Z世代が見えている世界とは? 何を大切にしているのか?
世代ごとの違いは、その時代背景を映すものです。Z世代をひと括りにするのは避けるべきですが、彼ら彼女らの感性も時代が育んだ一つの表れであり、理解と対話の入り口となります。今回のセミナーでは、まず若手社員(特にZ世代を中心に)の育った時代背景と現状の関連性や、今、何を重視しているのかを理解するところから始めます。
Z世代を中心とした若手社員の実態を知ることは、ハラスメント研修の企画者にとっても非常に有益です。その上で、若手社員向けハラスメント研修の具体的な内容と効果的な進め方を解説します。正しい知識を持つことで、部下も「パワハラ」という言葉で自分の不平不満を口にすることが少なくなり、上司と部下の間に安心が生まれます。
「ハラスメントの知識」は全社員の共通リテラシーとして強化が求められる時代。実践的で効果的な部下育成の観点から捉えるハラスメント研修をぜひご体感ください。

世代によっての考え方、感じ方が異なることを知っているだけで、回避できるトラブルは多い
■セミナー内容
【第1部】
Z世代の理解がハラスメント防止を左右する理由(60分)
・Z世代の本音を知る 大人から見たイメージと実際の姿の違い
・退職理由の真相 上司には言えない、辞めようと決意した瞬間
・信頼関係の築き方 1on1の前にまずやるべき大事なステップ
・肯定的な接し方の重要性 否定に慣れていないZ世代への配慮ポイント
・自発性を引き出す声かけのコツ 行動を促すコミュニケーション術
・キャリアの未来を一緒に描く 成長支援がハラスメント防止につながる

講師の著書。「Z世代の取扱説明書」(サンクチュアリ出版)
【第2部】
若手社員向けパワハラ研修の実践法(30分)
・「パワハラ」って何? 子どもでも知っている言葉の時代背景
・当事者意識の育て方 責任感を引き出すために必要な考え方
・定義よりも大切なポイント パワハラの本質を押さえる学び方
・「パワハラ」と言っていい場合、ダメな場合 あえて境界線を明確にする
・気づかれないパワハラ アルバイトの目に映った同僚の行動とは?
・「就活ハラスメント」を根絶しなければならない、語られぬ本当の理由
・SNSと職場でのパワハラの違い デジタル時代に考えるべきこと
・周囲への影響を想像する力:自分だけ良ければいいを超える視点 他
■セミナー概要
日時:2025年7月17日(木) 13:00~14:30
形式:オンライン(ZOOM)
対象者:人事部・コンプライアンス部 研修企画担当者(※個人参加不可)
定員:15名
受講料:無料
■講師プロフィール

講師自身がZ世代のため説得力がある
白附(しらつき) みくる氏
2000年大阪府生まれ。SNS運用コンサルタント。 14歳からTwitter上でインフルエンサーとして活動。エステサロンの商品開発・マーケティング部で企業のSNS運用担当として勤務。
多様性に富んだZ世代の部下たちを抱えながら、チームとして大きな成果をあげ、2022年SNS運用代行コンサルタントとして独立。
これまで、のべ5500名以上にSNSに関するセミナーを実施。
2023年に株式会社OMOCHI創業。Z世代ならではの視点と発想で、企業向けにSNS運用からマーケティングまでのトータルサポート事業を展開している。TikTokのフォロアーは、開始3か月で2万5000人を突破。

上場企業を中心に多種多様な企業に研修を実施している
藤山 晴久
アンダーセンビジネススクール、KPMGあずさビジネススクールにて、上場企業を中心にコンプライアンス、ハラスメント研修等を企画。2009年にコンプライアンス、ハラスメント問題の解決に特化した研修会社(株)インプレッション・ラーニングを設立。 起業後10年間で約2,000件、約30万人以上にさまざまな研修を企画、実施している。
【株式会社インプレッション・ラーニングとは】
日本初のパワハラ・セクハラのグレーゾーン問題を専門的に扱う研修会社。ビジネス現場に、ハラスメントの正しい理解を浸透するよう、ハラスメントのグレーゾーンの問題とその対処法が学べる環境を提供しています。
【会社概要】
所在地:東京都中央区京橋1-14-9 依田忠ビル5F
代表者:藤山晴久
設立:2009年
URL:https://www.impression-ilc.jp/
事業内容:ハラスメント研修、コンプライアンス研修、次世代リーダー会計研修など

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