【写真・画像】「溝口さんは大嫌い」飯田将成、“踏みにじられた”約束 SATORUとの“乱闘騒ぎ”の舞台裏を激白「初めて会った時から好きじゃなかった」 1枚目

 BreakingDown16でSATORUと対戦する飯田将成が、オーディションでのSATORUとの乱闘騒ぎ、さらには“踏みにじられた”たった1つの約束に言及。「溝口さんは大嫌い」「できるだけ顔見たくない」「初めて会った時から好きじゃなかった」など騒動の舞台裏を激白。憤りを露わにした。

【映像】飯田将成、“踏みにじられた”約束

 1分1ラウンドで最強を決める『BreakingDown16』が13日、初の大阪大会(おおきにアリーナ舞洲)として開催される。これまでに公開されたオーディション映像で多くの波乱が起こったが、中でも印象的だったのは朝倉未来が「注目の一戦」と位置づけたSATORUと飯田将成で勃発した大乱闘だった。

 まずマイクを握ったSATORUは「意気込みっていうか、マジで負ける気がしないな。コイツに」と切り出すと「クソゴミが」と言い放った。さらに止まらないSATORUは「てめぇ、何しに来たんだよ飯田。おい、おいコラ。てめぇゴリラみたいな身体してるけど…」真っすぐ前を見据える飯田に対して、リスペクトの様子は一切なく、一方的に罵詈雑言を浴びせた。

「俺の覇気でやられちまってるよ」

 口数の少ない飯田にそう吐き捨てたSATORU。続いてマイクを握った飯田は「言いたいことは前回言ったので、試合で倒すだけですね。ボコボコにします」などと短く応じた。

 そして、フェイスオフで事件は起こった。SATORUが飯田に頭突きを見舞ったことをきっかけに殴り合いの大乱闘に発展。その後、再びSATORUが舌戦を展開。「俺と引退かけてやろうぜ。お前なんかもう見たくないからよ」との言葉に静かにSATORUに詰め寄る飯田を制した溝口COOは自身のXで「この2人の会見、いろいろ大変だったな」とポツリつぶやいた。

 オーディションの直後、飯田は自身のXで「このまま終わらすなら試合には出ない」「溝口さん約束守れよ」などと投稿。多くの反響を呼んだこの件の舞台裏について、飯田がABEMAの取材に対して口を開いた。

 そもそも、飯田はしばらくBreakingDownから離れていた。そのことについて飯田は次のように理由を説明する。

BreakingDownの9とか10くらいかな。喧嘩自慢とかが増え始めて、オーディションで殴らないと盛り上がらない。撮れ高がないと試合が決まらないみたいになってから『自分はそういうところには合っていない』と思うようになったのは一つある。試合をするならある程度リスペクトをもって、しっかりトレーニングして、試合で魅せる感じでやってきたので、だから出なかったというのが大きい。10代、20代ならああやって、わぁわぁやってたのかもしれないですけど、もう40ですからね(笑)。相手にもリスペクトを持ちたい」

 その点、オーディションでのSATORUの振る舞いは飯田の思いと対極にあった。つまり、リスペクトを欠いた行動だった。それだけに飯田は「(SATORUに対して)リスペクトは全くない。エンタメ枠」と言い切る。さらに「試合でレベルの差を見せつけて、身体でわからせればいい」と自信ものぞかせる。

 前述したオーディション後に反響を呼んだポストの真意についても次のように続ける。

「今回、未来くんから『出て欲しい』って話があって、出るなら1つ条件として、乱闘とか殴り合うオーディションはしたくないので、そういうのがなければ出るという約束だった」

 飯田の条件に対して「それはわかりました。守ります」と運営も快諾。その結果が…SATORUとの大乱闘だった。

頭突きをされたときはSATORUにもムカついたし、『約束が違うじゃないか』と運営にもムカついた。SATORUのキャラ的にそういうことやってくるんだろうなってわかってたんですけど、その前に出る条件として約束があったので。それで余計にスイッチが入ったのはある」

 騒動の後、飯田はインスタでSATORUに電話をしたが、出ることはなかったという。溝口COOに対しても「今日中にSATORUと話し合わせるか、そのまま闘わせるかしないと試合には出ない」とメールを送ったが、連絡が来たのは翌日の夕方だったという。

 事態を解決すべく双方の間に入った人物から「ファイトマネーを渡す」「溝口COOが未来チャンネルで謝罪する」という2点で怒りを収めるよう提案され「そこまで誠意を見せてくれるなら…」と思いとどまり、さらに「ファイトマネーは要らない。謝ってくれるだけでいい。誠意だけは見せてください」と伝えた飯田だったが…謝罪は無かった。

「そこから特に謝罪はなく、人としてどうかと。溝口さんは大嫌いですね。約束は守らないし、結構雑に扱われるみたいなことが多かった。僕にとっては何のメリットもない試合。本当は出なくてもよかったけど、ファンの人が見たいという声が多かったから…」

 飯田は静かに怒りを込めた。溝口COOと闘うという選択について飯田は「ないですね」とキッパリ。「BreakingDown側が儲かるだけ。僕にとっては、SATORU戦よりメリットがない。1000万もらってもやらない。できるだけ顔見たくない」と一笑に付した。

 そのうえで「次回、溝口と見たいっていう声があったとしても、自分の意思で決める。嫌いな人と元々関わりたくないタイプなんで。嫌いだから闘いたいとはならない(笑)。初めて会った時から好きじゃなかった。BreakingDown5の時、あの人が選手に説明をしたんですけど、はじめから偉そうだったので、はじめの印象がその通りだった」とも。

 今回、SATORUに負ければ引退も。そのことについて「SATORUレベルに負けるなら弱すぎるので引退レベルかなと思う。レベルの違いを教えてやる」と不退転の決意を口にした。

「溝口さんは大嫌い」飯田将成、“踏みにじられた”約束 SATORUとの“乱闘騒ぎ”の舞台裏を激白「初めて会った時から好きじゃなかった」