名古屋大学 情報基盤センター 嶋田研究室、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)、一般社団法人セキュリティキャンプ協議会が主催する「セキュリティキャンプ2025ミニ(愛知開催)」の専門講座を2025年9月13日(土)、名古屋にて開催いたします。

イベント詳細:https://www.security-camp.or.jp/minicamp/aichi2025.html


より多くの学生に情報セキュリティに挑戦する機会を提供するため、若年層の育成に力を入れる地域で「セキュリティキャンプミニ(ミニキャンプ)」を開催しています。

全国大会は難易度が高く、初心者や遠方の学生が参加しづらい課題があります。ミニキャンプは1~3日間の短期開催で、気軽に挑戦できる場として毎年開催中です。

全国大会参加を目指す学生をはじめ、地域でセキュリティに興味を持つ学生の応募をお待ちしています。

【専門講座について】

全国大会レベルのテーマを初学者向けにアレンジした学生向け講座です。講師は主に全国大会経験者で構成され、1日1~2コマ程度の講義を行います。応募課題の合格が参加条件ですが、正答ではなく挑戦の過程を重視しています。

過去の専門講座例

【専門講座 概要】

【プログラム】9月13日(土)9:00~17:00

『オープニング』『セキュリティキャンプ紹介』

一般社団法人セキュリティキャンプ協議会 ステアリングコミッティ


『倫理講義』
廣 潤一氏 愛知県警察本部 生活安全部 サイバー犯罪対策課 課長補佐

『WebSocketの仕組みを知ろう!』
大塚 由奈氏 東京都立産業技術高等専門学校

普段何気なく使っているチャットアプリやオンラインゲームなど、リアルタイム性が求められるサービスではWebSocketというプロトコルが広く利用されています。
本講義では、WebSocketの基本的な動作原理を学んだうえで、実際に簡単なチャットアプリを作成し、WireSharkを用いて通信パケットの流れを確認します。また、講義の終盤ではWebSocketに関連するセキュリティ上のリスクや対策についても扱います。
本講義を通じて、WebSocketに関する技術的理解を深めるとともに、未知の技術と出会ったときに自ら調査・理解していくための方法も身につけていきます。

『VIBE Malware Analysis Essentials』
中島 将太氏 株式会社サイバーディフェンス研究所

近年、ChatGPTやGeminiなどのLLMが、レポート作成や対話型アシスタントなど多様なタスクで注目されています。
そして、昨年発表されたMCPというプロトコルを使ってLLMが対話だけでなく様々なツールを利用できるようになりました。
本講義ではGhidraMCPを使ってGhidraによるリバースエンジニアリング入門を学びます。
LLMを活用して解析の要点やコードの説明などのサポートを受け、初心者でも高度な解析を実現する方法を習得します。


【一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会 概要】


本会は、次代を担う日本発で世界に通用する若年層の情報セキュリティ人材を発掘・育成するため、産業界、教育界を結集した講師による「セキュリティキャンプ」を実施し、それを全国的に普及、拡大していくことを目的としています。

基本情報

公式SNS

配信元企業:一般社団法人セキュリティキャンプ協議会

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