プロが自爪に付け替えた“ぷく艶”の立体ネイルが「かわいすぎる」とYouTubeで話題です。動画は記事執筆時点で4万回以上再生されています。

【画像】まさかの立体ネイル

 動画を投稿したのは、ネイルアーティストのMAINEE(マイニー)さん。セルフネイルのやり方をYouTubeチャンネル「Mainee nail TV マイニーネイル」で発信しており、以前には100円ショップの人気ネイルアイテムを実際に試してみた結果が話題になりました。

 今回は、旬のさくらんぼが気になっているMAINEEさんが“自爪ネイルの付け替え”を見せてくれるようです。MAINEEさんの爪は左手の親指以外の長さ出しのみしている状態で、いったん中指だけセルフネイルしていきます。

 使用するアイテムは「Riccagel(リッカジェル)」。ベージュやグリーンなど7色を混ぜ合わせて作っていくそうです。

 事前にベースを塗り、拭き取って表面は一度削ってあるとのこと。エタノールで爪の表面をささっと拭き、薄くクリアベースを塗って一度硬化しました。ベースの上に「181MS」のオフホワイトのような色を爪先から皮膚と爪の境目あたりまで塗り、硬化していきます。

 次に塗るのは、グレー寄りブラウン「220MS」にピンク寄りブラウン147M」を混ぜて作ったピンクベージュです。爪全体に薄く伸ばしながら塗って硬化していくと、ツヤツヤのかわいらしい爪に仕上がりました。

 続いて登場したのはシリコンマットと「D.Nail(ディーネイル)カービングジェル38C(クリアレッド)」。粘土ジェルではないですが、粘り気があるのでこねて立体的に作ることができるようです。

 シリコンマットの上で転がしながら丸く成形したものを爪にのせ、ドット棒で穴を開けて硬化。ボルドーのような色「61M」をうすく重ねてグラデーションを作りながら、深みのある色に仕上げていきます。

 ここで、くすんだグリーン「101A」とネオングリーン「120N」を混ぜて薄もえぎ色を作りました。先ほど穴を開けたところから爪先に向かって緩いカーブを描くように、筆で慎重にのせて硬化していくと立体感のあるさくらんぼになってきます。

 硬化した後は、濃いめのグリーン「330M」でヘタの部分に立体感をプラス。チョコレートのようなパキッとした色「148A」をヘタ先に慎重にのせ、細かいところまでリアルに表現していきます。

 仕上げのノンワイプトップコート(硬化後の拭き取りが不要なトップコート)を全体に塗って硬化。最後にヘタの部分にだけ、普段使用しているというセミハードくらいのトップコートを重ね塗りしてさらに硬化させました。

 こうしてぷっくり感をアップさせていくと、まるで本物のようなみずみずしさと、ぷくっとした立体感がかわいいさくらんぼネイルが完成です。

 後日仕上げた10本とも完成したセルフネイルは、最初に仕上げた中指以外に左手の薬指と右手の親指にさくらんぼをのせており、ボルドー「61M」を重ね塗りしないバージョンで仕上げていました。

 どちらのさくらんぼも今にも食べたくなってしまうくらい魅力があってかわいらしいですが、MAINEEさんは「61M」を塗っていない明るめのさくらんぼの方がお気に入りとのこと。

 また、落ち着きのあるベージュのベースカラーは秋っぽさが出てしまったと振り返りつつ、「デザイン的にはめちゃくちゃかわいくできたから大満足です」と話していました。

 指先に実った“ぷく艶”のかわいいさくらんぼネイルに、コメント欄では「ぎゃああ! かわいい~。ずっと見ていたくなるようなデザインですね」「本物にしか見えない」「天才すぎます」「思った以上にたわわでびっくりしましたwww」「センス最強です」「本物のさくらんぼ付けたのかと思うほどクオリティー高い」「一目ぼれした」「とってもワクワクしたので、真似しちゃいました」と、称賛する声が多く上がっています。

 MAINEEさんは、夏に向けて続々と発売されているネイルアイテムのレビューやネイルのやり方をYouTubeチャンネル「Mainee nail TV マイニーネイル」を発信中です。また、Instagram(@mai_maineenail)でもMAINEEさんが仕上げたさまざまなネイルアートを見ることができます。

動画提供:YouTubeチャンネル「Mainee nail TV マイニーネイル」

【画像】まさかの立体ネイル