メルカリ7月9日フリマアプリ「メルカリ」の2024年4月~2025年3月にかけての出品・購入データを分析し、各都道府県の売買傾向をまとめた「売りがち買いがち大調査」を発表した。

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 鳥取県民は「漫画全巻」を、和歌山県民が「木刀」を買いがちなど、地域とアイテムの意外な組み合わせを紹介。その理由を推測している。

 タイトルに特定キーワードが含まれた商品の取引割合を都道府県別に算出して調査した。

 和歌山県民は「木刀」を購入する傾向が強い。剣術が身近な地域かつ、県土の約8割を森林が占める林業県でもあり、「木と剣術に対する親近感から木刀を求めるのかもしれない」と同社は推定する。

 2018年の調査で和歌山県民は「豹柄」を買いがちだったが、今回は売りがち 「7年間で豹柄ブームが過ぎ去った」という仮説を提示。

 鳥取県民は「漫画全巻」を購入する傾向が強い。水木しげるさんや青山剛昌さんといった人気漫画家の出身地で、漫画文化が根付いてることが背景にある可能性を同社は指摘している。

 徳島県民は「たこ焼き器」を出品する傾向が強い。同県は関西圏に近く、大阪からの移住者も多いことが背景にあると推定している。

 この他、沖縄県民は「排水ホース」を買いがちで「ダンベル」を売りがち、大阪府民は「紙袋」を売りがち――などの傾向があったという。