
2018年に亡くなった俳優・大杉漣さんの長男で写真家の大杉隼平さんが、7月8日放送のバラエティー番組「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)に初出演しました。
役者への思い尋ねられるも……
隼平さんは、MCの明石家さんまさんから「お父さんにはいろいろ……」と話を振られると、「こちらこそお世話になりました。ありがとうございます」と丁寧にあいさつ。
「役者になろうとは思わなかった?」と質問が飛ぶと、「あんまり思わなかったですね」「小さいときは父が役者ってことに結構抵抗もあった」と正直な思いを明かしつつも、「でも本当に、昔から一緒に遊んでくれる人ではあった。親友のようなお父さんです」と良き親子関係だったと振り返っています。
このトーク中には、漣さんが幼い隼平さんを抱っこした親子ショットも披露。貴重なテレビ出演にSNSでは、「ほんと大杉漣さんにめっちゃ似ている……」「漣さんの面影あるよね」「素敵な人だなぁと思ってみてたら大杉漣さんの息子さん! 写真家なんですね」「お父様に似てきてイケメンです」などの驚きの声があがっています。
命日には父と向き合うことも
漣さんは2018年2月21日に急性心不全のため死去。隼平さんは当時のInstagram投稿で、「本当にあまりに突然の別れとなってしまいました。信じたくない。夢であって欲しい。心からそう思いました」「父と最後に会った日。約束をしました。『写真撮ってくれるか』『撮りたいです』ちゃんと向き合いたいと思いました。その約束の3日後。最後に撮った写真は亡くなった後の父でした」と悲痛な思いをつづっていました。
以降も命日には欠かさず投稿を続けており、2025年は漣さんが残したという言葉を紹介。
「本当に一生懸命、1本1本の作品とちゃんと向き合うことしかなかったと思います。皆さん、下積みとおっしゃる。自分でそう思ったことは正直、一度もないんです。仕事は生涯、下積みだと思うので」と仕事への姿勢が垣間見える言葉に、隼平さんは「父の残した言葉から大切なことを教えてもらっています。最後まで現場で戦い続けた父を誇りに思います」とリスペクトを示していました。

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