トリンドル玲奈がヒロイン2役を演じるドラマ「レプリカ 元妻の復讐」(毎週月曜夜11:06-11:55、テレビ東系)。7月7日に放送された第1話が、TVerにて配信を開始。あわせて、トリンドル玲奈からコメントが発表された。

【写真】笑顔がまぶしい…トリンドル玲奈

■元妻の復讐劇を鮮明に描く「整形復讐」エンターテインメント

本作は、テレ東ドラマで見逃し配信歴代最高を記録した「夫の家庭を壊すまで」や、話題作「夫よ、死んでくれないか」などを手掛けてきたテレ東による“復讐ドラマ”最新作。トリンドル演じる藤村葵が子どもの頃から自分をいじめ続け、さらには夫の桔平(木村了)も奪った因縁の相手・藤村花梨(宮本茉由)への復讐を誓うストーリー。顔も名前も捨て、「伊藤すみれ」(トリンドル・2役)として生まれ変わった葵が、奪われた人生を奪い返す痛快無比な“整形復讐”エンターテインメント作品となっている。

トリンドル玲奈 コメント

――本作のストーリーに最初に触れた際の印象を聞かせてください。

昨今、復讐を扱う作品が多い中、他の作品とは違った読みやすさがあると思いました。登場人物の心情などが気になると同時に、展開にスピード感があって、全てがスッと入って来ました。ページをめくる手が止まらなかったです。

■「特殊メークによって顔が変わると、私の気持ちもガラリと変わる」

――整形前の「藤村葵」と整形後の「伊藤すみれ」の2役を演じることについてはいかがでしょうか?

原作を読むと、整形前と整形後で全然顔が違うんです。これを実写化するとなると、かなり手を加えなければいけないなと思いました。最初はつり目にしたりと試行錯誤したのですが、それだとすぐにバレてしまうだろうなと。これはもう特殊メークに頼るしかないとなりました。また、特殊メークによって顔が変わると、私の気持ちもガラリと変わるんです。それに助けられて演じた部分も大きいです。

――特殊メークをしてみての感想もお願いします。

こんなに変わるんだと驚きました!写真を撮って身内に送ってみたのですが、誰も私だと気づかなかったので、特殊メークって本当にすごいなと思いました。メークを施してくださったAmazing JIROさんの技術力にも驚かされました。

――共演者の皆さんの反応はどうでしたか。

目が合っても、そらされました(笑)。きっと私だと気づいていなかったんでしょうね。二度見して気づいてくれた方もいれば、私が声をかけるまで気づかなかった方もいて「本当に分からなかった!」と驚きの声を上げていました。桐谷ミライ役の(Kis-My-Ft2・)千賀健永さんとはドラマ初共演だったのですが、待機場所が一緒になったときも気づかれませんでした。背中合わせで座っていたせいかもしれませんが、私が「よろしくお願いします」と声をかけたら「おぉ!」と驚かれていました(笑)。

――千賀さんについて、もともと持っていた印象から、共演して変化したことがあれば聞かせてください。

役柄もあったのか、本読みのときは静かな雰囲気だったので寡黙な方だと思っていたんです…実際は真逆でした(笑)。現場を盛り上げてくれたり、宅配で頼めるオススメの食べ物を教えてくれたりしました。実際に食べてみたらとてもおいしかったです。他には、あまり生活感が見えない方なので、「何時に寝るの?」とか聞いてみました(笑)。美容に気を使っていらっしゃる方なので早く寝るかと思いきや、意外にも夜型なんだそうです。夜になるといろいろなアイデアが浮かぶそうで、やはりアーティスティックな方という印象を持ちました。あとは、家族構成について、お互い長男・長女なので「一番上って大変だよね」という話もしました。

――葵/すみれほどではなくても、“復讐心”のようなものを抱いた経験はありますか?

ちょっとした仕返しをしようと考えることは、たまにあります(笑)。夫が私の怒りに対してあまり反応してくれないので、私ばっかり怒っているんですよね。あまりにも相手にしてくれないので、(夫の)歯ブラシを隠したことがあります(笑)。その後は、ちゃんと謝りました。

――顔を変えるだけでなく、心境もかなり変化する役です。たとえば落ち込んだ際、トリンドルさん自身が気持ちを落ち着けるためにやっていることはありますか?

私は誰にでも相談するタイプなんです。マネジャーさんやメークさん、共演者の方など、誰にでも相談しちゃいます。むしろ早く解決したいので、目の前にいる人に相談して、その場で解決までしちゃうことが多いです(笑)。

――TVerで本作を視聴する方に向けて、見どころメッセージをお願いします。

第1話では、葵がなぜ整形してまで復讐するかというきっかけの出来事や、今後の展開の軸になる大切なシーンがたくさん出てきます。第2話以降はすみれとしてのシーンが多いのですが、演じる上ではその第1話での出来事、葵の頃に経験したことを“軸”として演じました。今後の展開につながる重要な回でもありますので、ぜひ何度も繰り返し見ていただきたいです。

トリンドル玲奈/※提供写真