カンテレフジテレビ系ドラマ『僕達はまだその星の校則を知らない』(14日スタート、毎週月曜22:00~)の制作発表会見が9日、都内のスタジオで行われ、磯村勇斗、堀田真由、さらに生徒役キャスト11人が登壇した。

独特の感性を持つがゆえに何事にも臆病で不器用な主人公・白鳥健治(磯村)が、私立高校にスクールロイヤー(学校弁護士)として派遣され、若者たちの青春に向き合っていく同ドラマ。会見ではドラマのタイトルにかけて、撮影現場にいる“スター”を挙げていった。

9月19日公開の映画『宝島』にも出演する『MEN'S NON-NO』専属モデルの栄莉弥は「僕が演じる有島ルカは、結構心を閉ざしてまして、周りを寄せ付けないし、周りを弾き飛ばすんですよね。お芝居をしてる中で、周りのみんなと関わりたいけど、有島は壁を作ってるので、そんな中で自分がお芝居をこの現場で挑戦させていただいてる中で、どういうふうに皆さんと関わればいいんだろうと考えたときに、座長の磯村さんをはじめ、僕らが本当にリラックスしてやりやすいように声をかけてくださったり、ケータリングカフェが来てくださったり、朝、本当に明るく堀田さんが挨拶して入ってきてくださって、それぞれのキャストもみんなも明るく話したりとか、僕ら俳優陣よりよっぽど早く現場に入って、この現場を僕たちがやりやすいように作ってくださっている制作の方たちとか……」と熱語りが始まり、「クランクアップの挨拶?」とザワつきだす共演陣。

栄莉弥は「本当になんかすみません」と、その空気を察しつつ、「(話題が)大きくなっちゃうんですけど、ドラマとか映画って本当にたくさんそういうものが詰め込まれた場所なんだと思って。それを言葉にして伝えても仕方がないので、やっぱり僕ができることはお芝居を通して還元していくというそれだけなんで、本当に僕にとっては初めてのドラマ現場で、右も左も分からない中で入って、本当にやりやすいように助けてくださってる皆さんが僕の星(スター)です」と万感の思いを伝え、周囲からは自然と拍手が沸き起こった。

この2分半にわたる熱弁に磯村は「そういうキャラだったんだね! いい一面を見れたなあ」と衝撃と感心を受けていた。
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画像提供:マイナビニュース