“光る泥だんご”に鉛筆の芯を振りかけた結果が「すごすぎます!」「これはすばらしい」とX(Twitter)で話題です。投稿は記事執筆時点で580万回以上表示され、12万件を超えるいいねを集めています。

【画像】とんでもない完成品

 写真を投稿したのは、オランダ在住で「世界泥だんご協会」の立ち上げに取り組んでいるという「noriko」(@MPgybuHx96dPQqL)さんです。

 泥だんごと聞くと公園などで泥を適当に丸めたものをイメージする人がいそうですが、土と水だけでピカピカに光る泥だんごを作る土遊びも盛んに行われています。

 norikoさんは日本で暮らしていたころ、コロナ禍の影響で始まった夫の在宅勤務より子どもたちと家でワイワイ遊んで過ごすのが難しくなったそうです。そこで、子どもたちと一緒に公園に通って“光る泥だんご”を作り始めたところ、すっかりハマってしまいその技術を習熟させました。

 そして、2023年春に一家でオランダへ移住してからは現地の子どもたちに向けた泥だんご作りのワークショップを始めたのだそうです。

 今回注目を浴びたのは、鉛筆の芯に使われる黒鉛(グラファイト)の粉末を泥だんごに振りかけたもの。norikoさんが「ほぼ鏡」と表現したように、表面には周囲の部屋の様子やスマートフォンを構えてピースサインをするnorikoさんの姿が写り込んでいます。めっちゃメタリック……!

 norikoさんによると、グラファイトの粉末は泥だんごの表面に定着しづらく試行錯誤を繰り返したとのこと。困難を乗り越えた上での素晴らしい仕上がりに「磨きを極めすぎて泥だんごの向こう側へ行ってます」と自画自賛しました。

 norikoさんが完成させた「ほぼ鏡」の泥だんごに、Xでは「えええーっ!」「なんて美しい」「こんなになるんだ」「もう工芸品です」「鉄球にしか見えんwww」「すごいとしか言えない」「異次元技すぎる」「ここまで極めた泥だんご、初めて見た」「私も作りたいです」といった声が寄せられています。

 norikoさんは作った泥だんごをXやInstagram(@shiny.dorodango)で披露しているほか、その過程をYouTubeチャンネル「Dorodango Noriko」で公開中です。

画像提供:noriko(@MPgybuHx96dPQqL)さん

【画像】とんでもない完成品