2025年11月4日(火)東京オペラシティ コンサートホール、11月8日(土)京都コンサートホール 大ホールにて、『中国深セン交響楽団 2025年 日本公演』が開催されることが決定した。

1982年に創立され、中国の都市・深圳(シンセン)を拠点に世界各地で活躍を続けるプロ・オーケストラ深セン交響楽団(Shenzhen Symphony Orchestra)」が、日本初来日公演を行う。2020年に予定されていた初来日公演はコロナ禍により中止に。5年越しの来日決定となった。

深セン交響楽団は、「卓越した芸術を追求し、市民に奉仕する」という理念のもと、40年以上にわたり東アジアを代表するオーケストラのひとつとして成長を遂げてきた。国内外の音楽祭への出演はもちろん、アメリカ、ドイツイタリアイギリスフランス南アフリカシンガポールなど世界30か国以上で公演を行い、深圳の文化的象徴として国際的な評価を築いている。

音楽監督・林 大葉

音楽監督・林 大葉

今回の日本公演では、音楽監督・林 大葉(リン・ダーイエ)のもと、日本・中国・欧州の作品を横断するプログラムを展開。音楽を通して多様な文化をつなぎ、現代における“音楽の交差点”が浮かび上がる内容となっている。

ヴァイオリニスト寧 峰

ヴァイリニスト寧 峰

共演のソリストには、現代を代表する国際的ヴァイリニスト寧 峰(ニン・フェン)を迎えるほか、日本を代表するハーピスト・篠崎和子、中国の俊英フルーティスト・張 洒(ジャン・サー)らが名を連ねる。国境を越えて第一線で活躍する演奏家たちが集う貴重な公演に期待しよう。