
清原果耶が主演を務める火曜ドラマ「初恋DOGs」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系/TVerにて配信)の第2話が7月8日に放送された。愛犬同士のひと目ぼれから快(成田凌)と出会った愛子(清原)。そんな中、愛子が打ち明けた過去に視聴者から驚きの声が上がった。(以下、ネタバレを含みます)
【写真】横浜で“デート”のような時間を過ごす愛子(清原果耶)とソハ(ナ・イヌ)
■こじらせ男女3人が“愛”を知っていくラブストーリー
本作は、ドラマ「愛の不時着」を筆頭に数々のグローバルヒット作を世に送り出している韓国の制作会社・STUDIO DRAGONと、TBSドラマチームが初めて共同制作する、国境を越えた“こじらせ”大人3人のラブストーリー。
清原が演じるのは、離婚訴訟を専門に手掛ける敏腕弁護士で、不仲な両親を見て育ったことで恋や愛を信じなくなってしまった主人公・花村愛子。そして、愛子と互いの愛犬を通じて出会う、動物しか愛せない獣医・白崎快を成田凌、愛子と快と深く関わっていくことになる韓国からやって来た財閥の御曹司ウ・ソハをナ・イヌが務める。
ほか、快が院長を務める「しろさき動物病院」の看護師・渡辺功介を萩原利久、愛子と同じ法律事務所でパラリーガルとして働く弓削留美子を宮澤エマ、快の動物病院にほど近いドッグカフェの店長・宮瀬優香を深田恭子、愛子が働く法律事務所の所長・本澤恵太を岸谷五朗が演じる。
■快の愛犬がソハの祖母の愛犬だと判明
「あなたの犬を奪いに来ました」。快に向かって放たれたソハの衝撃の言葉で幕を閉じた第1話。実は、快の愛犬・将軍は、ソハの祖母が日本旅行中にはぐれてしまった愛犬・ロッキーだった。
ソハは慰謝料として快が望むだけのお金を払うと言う。また、後に将軍を世話する者には約50億円が支払われるとも。法律用語で負担付遺贈といわれる、将軍を引き取って管理、飼育する者に自分の財産を譲るというのだ。
病院経営で借金を抱える快にとって悪くない話だとするソハだったが、快はお金ではなく、将軍がちゃんと幸せに過ごせるかが大事だった。
すぐには解決とならなそうな状況に、ソハはまず愛子の信頼を得ようと、愛子の事務所へ。大型案件のにおいをかぎつけた本澤は、ソハが日本にいる間の相談係として愛子を指名。愛子はしぶしぶ引き受けた。
その後、快は将軍を返すと決めるが、条件は飼い主であるソハの祖母に会うこと。自分の事務所が間に入ると言う愛子だったが、気になる点があった。ずっとソハとその秘書の歯切れがどことなく悪かったのだ。
■愛子と快は“運命”の出会いだった!?
愛子や本澤たち立ち合いの下での面会の日、ソハは祖母の都合がつかなかったと告げる。だが、愛子はソハの祖母がすでに亡くなっているのではないかと指摘した。本澤は隠していたようだが、愛子は「重要な事実を伏せたまま、話をまとめると我々の信用問題にもなります」と弁護士として毅然とした態度を取る。それは、快のたった一つの要望を大切にするものでもあった。
将軍という、預かった命を前に、うそをつかれたことで静かに怒る快は、「返せません。将軍は渡さない」と立ち去った。
そんな中、愛子と快が幼いときに出会っていたことが明らかになった。快を見送った愛子を待っていたソハに、「白崎さんは何より動物が大事な人です。お金では動きません。犬を大切に育てる、前から…」とポロっと言ってしまった愛子。
「ただ知ってるってだけです」と断りを入れつつ、まだ小学生だったときに川辺で捨て犬をこっそりと一緒に育てていた相手が快で、快の引っ越しを機に会うことはなくなったと打ち明けた愛子。大人になっても名前を覚えていて、快のインタビュー記事を見つけて顔も分かった後に、愛犬同士を介して街で“再会”したのだった。
ソハから「それは初恋」と指摘されて驚きの表情を見せた愛子。恋という感情をこじらせている愛子がそれに気づいてどう心が動くのか。
また、「向こうはたぶん覚えていないだろうし。わざわざ言うほどのことでもないし」と愛子は言っていたが、その直前のシーンで幼い愛子がしたしゃっくりを止める方法を、大人の愛子にしてみせた快の姿から、過去のことを忘れてはいなさそうだ。
そして、愛子のことを「変な子」と言うソハだが、それは恋愛においてはだいたい“気になる”ということ。三角関係が少しずつ動き始めた。
視聴者からは「タイトル回収だった」「運命だったのね」「まさかの出会ってた系なのびっくり」「白崎先生との幼いころの出会いが運命ならソハとの不穏な出会いもまた運命」「面白くなってきた」などの声が寄せられた。
◆文=ザテレビジョンドラマ部

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