
『探偵!ナイトスクープ』(テレビ朝日系)が7月4日に放送され、60歳の男性がバク転、バク宙に挑戦する様子が描かれた。
視聴者から寄せられた依頼にもとづいて、探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に調査追求する同番組。今回の「バク転・バク宙をしたい60歳」は、大阪府の男性(60)から寄せられた次のような依頼だ。
『私は4月に還暦になったじじいです。私の挑戦に協力してもらえないでしょうか。その挑戦とは、私の6歳になる初孫に、昔はできていたバク転、バク宙を見せたいのです。孫に『おじいちゃんすごい』『かっこいい』と言われたいのです。私は中学生の頃からバク転、バク宙が得意でした。しかし、最後にしたのは、今から20年前の40歳の頃です。探偵さん、どうかじじいの願いが叶うよう協力してもらえませんか。よろしくお願いします』
さっそく、桂二葉探偵は依頼者の元へ。身長165cm、体重80kgの依頼者を見た瞬間、「できひんと思う…」と漏らす。「結構お腹が出てるけど、筋肉ですか?」と聞くと、依頼者は「脂肪のかたまりかな」と答えた。
依頼者に詳しく話を聞くと、「今は離婚して一人暮らし」とのこと。バク転、バク宙について、「ジャッキー・チェンが好きで練習して、人前でもたまにやっていた」。今回の依頼については「孫におじいちゃんはヒーローって思ってもらいたい」と語る。桂探偵が「やる自信はあるか?」と聞くと、「バク宙だったらできるんじゃないか」とやる気満々だ。
家族にも話を聞くと、元妻は「(出演することに)ためらいはあった(笑)」。依頼者のバク転、バク宙については、「二十歳前後のときに突然やってて、かっこよかった」と振り返るも、どこか気持ちが込もっていない様子。依頼者の孫は、おじいちゃんのかっこいいと思うところについて、「しらない」と話すが、もしウルトラマンのようにクルッと回ったら「かっこいい」と答えた。
そして、練習へ。マット奥井アクションアカデミーのマット奥井代表と共に、補助ありで何度か練習し、徐々に勘を取り戻す。しかし、依頼者は「しんどい…バク宙の方がいいかな」と、体力を考えて、成功率の高いバク宙に専念することに。その後、練習は1日続いた。
いよいよ、家族の前でバク宙を披露。しかし、着地がなかなかうまくいかない。その姿に長女は「クルッと回ってるのだけですごい。頭から落ちると思っていたので」と感心する。練習の疲れも溜まっていたが、孫の声援もあり、最後は着地にも成功した。
その姿に孫は「めっちゃよかった!かっこよかった!」と歓喜。元妻は「かっこよかったですよ」と言うと、桂探偵は「なんか気持ちが込もっていない(笑)」とコメントした。

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