
ささいな不満でも、積もり積もればいつかは爆発するものだ。「19年の付き合い」がある親友相手でも例外ではない。投稿を寄せた20代男性は、昨年友人と絶縁するに至った経緯を明かした。
そもそも友人はだらしない性格で、男性は「酒癖が悪い」「時間にルーズ(遅刻するだけならまだしも連絡しないこともあった)」「分別がつかない」と列挙する。一昨年にはこんなトラブルがあったという。
「旅行行く約束をしてたが金がないという理由で断ってきた。こっちが誘ったならまだしも向こうから誘ってきたので内心『何それ?』って感じだった」
計画性のない行動に振り回されていたようだ。そして男性は、絶縁の「決定打」として二つの出来事を挙げた。(文:湊真智人)
合いの手のつもり? 歌の途中に邪魔
一つ目は、前述のトラブルと同じく一昨年の出来事だ。男性は仕事終わりにこの友人と「急に遊ぶことになった」という。合流後、その後の計画を立て始めた男性だが、ここでも友人の気まぐれに翻弄される。
「計画の順番を変えてきて(直前になってころころ変えてくる)それにイラッとした」
不満を覚えながらも、二人でカラオケに向かった。だが、ここで男性は我慢の限界を迎えてしまう。
「自分が歌ってる最中に邪魔をしてきて、過去にもあったので流石にその場でキレた!」
友人の悪ノリが過ぎたのだろう。怒りが収まらなかった男性は、共通の知り合いである別の友人に相談した。その友人には「それは合いの手ではないの?」と確認されたが、男性は「合いの手ではない」と否定したそうだ。
ちなみにこのやり取りをした友人も、後に問題の友人と絶縁したという。振り回されたのは男性に限った話ではなかったようだ。
通話に誘うも既読無視「これはアカンなと思った」
絶縁の決定打の二つ目は昨年、LINEでのやり取りの最中に起こった。初めは友人から「今電話していい?」と誘いが来たが、「充電がない」と断った。後日、こちらから通話に誘ったものの、今度は友人のスマホが充電切れで話は流れたという。そして数日後……
「再び自分が同じことを聞いたら既読無視!これはアカンなと思って絶縁をする事にした。今までのこともあったし」
この件で、すっかり友人から気持ちが離れてしまったようだ。
「さらにインスタで自分と別の友達もフォロー外されてたので、そっちがその気ならこっちもそのつもりでいこかなと思った」
些細な行き違いだった事もあるかもしれないが、もう我慢ができなくなったようだ。男性にとって、こうした行為の積み重ねは、友情の終わらせるのに十分だったのだろう。
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