上司に趣味を勧められても、本人がハマるとは限らない。投稿を寄せた40代男性(北海道)は以前ゴルフ場で働き、コースの整備をしていたそう。

その職場では、男性の母親もキャディーとして働いていた。

「上司と母からゴルフもやるようにと言われ、2回ぐらい打ちっぱなしに行ったのちにコースデビュー」

ゴルフ場で働いているのなら、自身もゴルフを嗜めば勉強になることもありそうだ。周囲もそういう思いがあって勧めたのだろう。しかし、男性のゴルフの腕はなかなか上達しなかった。(文:西荻西子)

「それ以来、コンペの日は朝の作業終了後に帰って良いことになりました」

コースに出たものの、「空振りばかりで270打の大叩き」だったという。一般的には初心者が初めてコースに出た場合、120~160打が目安とされている。270打となると相当だ。空振りの連続で、それだけで疲れ果ててしまうだろう。

その後も何度かコースを回ったようだが、スコアが200を切ることはなかったという。そして、4回目の職場のゴルフコンペで、思わぬ事態に見舞われた。

「第1打で空振りが続いた末に過呼吸を起こしてしまい、それ以来、コンペの日は朝の作業終了後に帰って良いことになりました」

男性にゴルフは全然合っていなかったのだろう。なんとも気の毒な話だが、結果としてゴルフからは解放されたようだ。

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職場のゴルフコンペで空振り連発、「過呼吸」になった男性の悲劇