
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、岩手県在住の60代以上を対象に「岩手県の公立高校で近年評価が高まってると思うのはどこ?」というテーマでアンケートを実施しました。
2025年6月時点で、県立高校・市立高校あわせて約60校の公立高校が設置されている岩手県。普通科のほかにも、地域の特性を生かし、水産に関する学科や農業に関する学科などが開設されている高校もあります。そんな岩手県にある公立高校のなかで、地元在住の60代以上から「近年評価が高まっていると思う高校」として支持を集めたのはどの高校だったのでしょうか。さっそく見ていきましょう!
第2位:盛岡第三高校
第2位は、盛岡市にある「盛岡第三高校」で、得票率は17.0%でした。1963年に創立された盛岡第三高校は、岩手県のみならず東北有数の進学校として有為な人材を輩出しています。
2011年度から2016年度にわたって文部科学省より「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業」に指定され、2017年度からは独自の「サイエンスリサーチハイスクール(SRH)事業」を実施。また、岩手県内の高校では初めてとなる「進学型単位制」を導入しており、習熟度別指導や少人数指導、進路希望に応じた科目選択などを行うことで、質が高く多様な学びに対応しています。
第1位:盛岡第一高校
第1位は、盛岡市にある「盛岡第一高校」で、得票率は24.8%でした。1880年に創立された「公立岩手中学校」を前身とする、長い歴史を持つ高校です。JR山田線・上盛岡駅にほど近く、周辺には岩手大学や盛岡市立図書館といった公共施設・教育施設が立地しています。
同校では、地球規模の視野で物を考え、地域視点で行動するグローカル人材の育成を目指して「M探」と呼ばれる探究活動を実施。自ら課題を発見する力や、その原因や解決法を探る力、その成果を発信する力などを身につける目的があります。

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