
2025年11月6日(木)7日(金)サントリーホールにてスペインADDA交響楽団来日公演が開催される。
スペインが誇る若き名門「ADDA交響楽団」は、今回が初来日。今年、生誕150周年にあたる作曲家ラヴェルの代表作「ボレロ」を中心に、ロドリーゴ、ファリャらの名曲を、スペインの精鋭たちにより、熱気とともに日本へ届ける。
ソリストには、世界的な注目を集める2人が出演。まずは、ショパン国際ピアノコンクール第3位のマルティン・ガルシア・ガルシア(ピアノ)。ADDA交響楽団とは同郷であり、彼が幼い頃より切磋琢磨してきた団員も在籍。ガルシアが「自分の魂の一部」と語る「ショパン ピアノ協奏曲 第2番」に加え、息の合ったアンサンブルも見どころだ。そして、村治佳織(ギター)はスペイン音楽の象徴「アランフェス協奏曲」を共演。さらに深みを増してきた彼女の繊細なギターの音色と、スペインの若手オーケストラとが織りなすサウンドに注目だ。
指揮は、スペインADDA交響楽団音楽監督でもあるジョセップ・ビセント。情熱と革新性を兼ね備えたタクトで圧倒的な存在感を放つジョセップ・ビセントが、若き才能たちが奏でる音をどう響かせるのか、期待しよう。

村治佳織 (C)Kazumi Kiuchi

Martín García García (C)Fadil Berisha

ジョセップ・ヴィセント

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