職を失い引きこもりだった男性、家を出るきっかけになった人気芸人を明かす「生き甲斐を与えてくれた」

　職を失い引きこもりだった男性が、家を出るきっかけになった人気芸人の明かし「生き甲斐を与えてくれた」と語った。

【映像】下積み時代→現在のスギちゃんとゅるっさんの2ショット

　7月9日（水）、『私の神客 紹介します』（テレビ朝日系列）が放送。 神客、それは炎上の時もどん底の時も変わらぬ愛を捧げてくれる特別なお客様。これはそんな神客に、タレント本人がどうしても聞きたかったことを質問する番組だ。松村沙友理がMCを務め、第2回のゲストにはお笑い芸人のスギちゃん（51）が登場した。

　スギちゃんの神客・ゅるっさんは、かつて勤めていた会社が倒産し、アルバイトをしながら半分無職のような日々を過ごしていたという。職を失い、ほぼ引きこもり状態だった彼にとって転機となったのが、当時スギちゃんが組んでいたコンビ・メカドッグとの出会いだった。『電波少年的放送局』という番組に出演していたメカドッグを「毎日のように見ていた」と振り返る。その後、番組が突然終了してしまったため、お笑いライブへ足を運ぶようになったと語っている。

　「スギちゃんはスベり芸というか、スベってからが面白いみたいな」と話すゅるっさん。当初は「そんなに売れると思ってなかった」とも明かすが、気がつけばスギちゃんの大ファンになり、お笑いライブに年間350回も通うようになっていた。

　ゅるっさんは「スギちゃんは（引きこもっていた家から）お笑いの世界に引きずり込んでくれた恩人というか、生き甲斐を与えてくれた人ですかね」と語る。変わらない人間性や優しさ、売れても天狗にならない低姿勢が魅力であり、「それは変わってないな」とスギちゃんへの変わらぬ尊敬の思いを明かしていた。