探偵!ナイトスクープ

 『探偵!ナイトスクープ』(テレビ朝日系)が7月4日に放送され、有名歌手が赤ちゃんに子守唄を歌う様子が描かれた。

【映像】「もののけ姫」をアカペラで歌う米良美一(実際の映像)

 視聴者から寄せられた依頼にもとづいて、探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に調査追求する同番組。今回の「息子が不機嫌になる自作の子守歌」は、東京都の女性から寄せられた次のような依頼だ。

 『私は、生後9カ月の愛息子たっくんのために、「パーソナルララバイ」という世界に1つだけの子守歌を作詞、作曲しました。「たっくんと過ごす日々が私にとって宝物なんだよ」ということを歌詞に込めた、私たち親子だけの特別な歌です。ところが、この子守歌を歌うと、たっくんの顔がこわばり、拳を握りしめて、唸るような声を出すようになってしまったのです。明らかに不快な態度を示しています。どうか、もう1度たっくんが心地よく「パーソナルララバイ」を聞けるように、お手伝いをしていただけませんでしょうか』

 さっそく、真栄田賢探偵は依頼者の元へ。自作の子守歌「パーソナルララバイ」は、「たっくんに向けた歌だが、自分への応援歌でもある」と明かし、「ずっと何をしても泣き止まないときがあって、『私って母親として全然ダメだな』って思ったり、『たっくんに申し訳ないな』と思ったり…。罪悪感と無力感で、毎日泣いて過ごした時期があった」と振り返る。

 そこで久しぶりにたっくんに歌って聞かせるも、やはり途中からぐずりだし、嫌がっていることは明白。他の赤ちゃんならどういう反応を示すのか。初対面の2人の赤ちゃんに聞かせるが、途中から一人が泣き叫び、中断することに。

 真栄田探偵は「歌い手をちょっと変えてみよう」と提案。すると、「もののけ姫」でも知られる、有名歌手の米良美一が現れた。依頼者が動揺する中、「彼女がお作りになられた名曲をチャレンジャーのつもりで歌う」とやる気満々。

 そして、たっくんに「パーソナルララバイ」を歌うと、見事泣くことなく成功。米良美一は、「ネガティブな感情が伝わらないように集中して歌った」「前向きな明るい響きで歌うと、たっくんは全部ポジティブに感じとる」とアドバイスし、依頼者が再度歌ってみることに。

 すると、たっくんは最後まで泣かずに笑顔まで見せてくれた。日々、不安を抱えながら子育てしていた依頼者は、「価値観が変わりました。自分をそのままさらけ出そうって思った」と泣きながら感謝した。

母親「自作の子守歌を聞かせたい!」しかし息子は嫌がり、唸るような声を…どうすれば?助っ人に“有名歌手”登場も