
セブン‐イレブン・ジャパンは7月11日、札幌市に「セブン‐イレブン南7条店」をオープンする。地域特性を踏まえた品ぞろえや売り場を展開。「ベビーグッズ」「野菜・果物」「バーベキュー・キャンプグッズ」などのテスト販売を実施する。
新店舗では約5300アイテムを取り扱う。車社会の北海道では、一度にまとめて買い物をする傾向があり、道内のセブンはスーパー代わりとして利用されることも多いという。
野菜や果物は常温、チルド、冷凍の各温度帯で取り扱うほか、アカチャンホンポのベビーグッズ、駄菓子・玩具、バーベキュー・キャンプグッズなども販売する。さらに、冷凍食品や調味料に加え、種類豊富な袋麺や、単身世帯の増加を踏まえた小容量食品も拡充する。近年高まるインバウンド需要に対応し、海外からの利用客に人気の商品やお土産需要のある商品も取りそろえる。
このほか、店内で作るソフトクリームの販売や、カウンター商品を注文するための「発券機」を道内で初めて導入する。
今回の新店オープンは、地域に密着した店舗づくりを進める「北海道プロジェクト」の一環だ。同社は、「テスト結果の検証も進めながら、異なるエリアや商圏での取り組み拡大も検討していく」としている。

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