
枝にしか見えない虫をじっくり観察した結果が、X(Twitter)で1860万回以上表示され、約9万件のいいねを集めるほど話題になっています。
枝に擬態した虫を発見!?
投稿者は、生き物大好きXユーザー・ヘヴィ芋(@dOlEeK4sUG96917)さん。珍しい生き物の写真や、飼っている爬虫類の成長記録を発信しています。
話題になっているのは、「擬態って本当にすごいですよね。こんなのどう見ても木の枝にしか見えない!」と添えて、道端で見つけた「枝に擬態した虫」の写真を投稿しました。
自然界には天敵から身を守るために周囲の植物や景色に溶け込むように「擬態」の能力を獲得した生物は数多く存在し、一見すると木の枝にしか見えない物も虫だといいます。角度を変えて見ても、どこにでもある木の枝にしか見えませんが、本当に虫なのか……?
しかし、枝に擬態した虫と見られた木の枝を入念に調べた結果、実際には「虫のように見えた木の枝」だったことが分かりました。
「枝でした」と一言だけ添えて検証結果を伝える投稿からは、その拍子抜けした様子が伝わってきます。
虫っぽい枝に笑いの嵐
巧妙なワナに騙される様子に、Xでは「こんなに枝の写真をまじまじ観察したのは初めてかも」「自分も虫好きで最初見間違えました笑」「今日一笑いました」「完全にやられたw」「枝に見せる技」などの声が寄せられています。
ちなみに、Googleレンズで画像を検索にかけてみたところ、「ツマキシャチホコ」という、木の枝そっくりに擬態する蛾の情報が出てきたといいます。もはやAIすら騙されるレベルの擬態に驚きです。
ちなみに、本物のツマキシャチホコは、羽の模様が木の木目のように見え、毛も木の繊維のように見えるほど巧妙な擬態をするのだとか。うっかり触って驚かないように、道端の“枝っぽいもの”にはちょっとだけ注意したほうがいいかもしれませんね。

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