
「科学研究費助成事業」(科研費)は、文部科学省の外郭団体である日本学術振興会が取り組んでいる事業です。基礎から応用までのあらゆる「学術研究」を発展させることを目的とした「競争的研究資金」で、ピアレビュー審査により独創的・先駆的な研究に対する助成を行っています。
そんな科研費において、配分額が多いのはどの大学なのでしょうか。本記事では、日本学術振興会が発表した2025年度(令和7年度)の配分結果をもとに、「科研費の配分額が多い大学」をランキング形式で紹介します。さっそくランキングを見ていきましょう!
(出典元:科学研究費助成事業(科研費)|日本学術振興会)
第2位:京都大学(134億8620万円)
第2位は「京都大学」でした。2025年の科研費は134億8620万円です。
京都府京都市左京区に本部を置く京都大学は、1869年に大阪で開校した「舎密局」を源流とする国立大学。創立以来の「自由の学風」を継承・発展させながら、多元的な課題の解決に挑戦し、地球社会の調和ある共存に貢献することを目指しています。日本人初のノーベル賞受賞者となった湯川秀樹さんをはじめ、数多くのノーベル賞受賞者を輩出している世界レベルの研究力が魅力です。
第1位:東京大学(207億3760万円)
第1位に輝いたのは「東京大学」。2025年の科研費は207億3760万円でした。
東京都文京区に本部を置く東京大学は、1877年に創立された国立大学。資質を有するすべての者に門戸を開き、広い視野を持ち高度な専門的知識と理解力・洞察力・実践力・想像力を兼ね備え、国際性と開拓者的精神を持った、各分野の指導的人格の養成を目的としています。総理大臣やノーベル賞受賞者、宇宙飛行経験者など、優秀な人材を数多く輩出。世界的な大学ランキングでも国内1位に輝くなど、その研究や教育は国内外から高く評価されています。

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