
親しい友人であっても、子どもの受験はセンシティブな話題だ。ときにはそれで絶縁することもある。
香川県の60代女性は、仲良し4人組のうち一人と絶縁したときのエピソードを綴った。女性以外の3人には同い年の子供がいて、その日は高校入試の発表日だったそう。(文:長田コウ)
「『連絡ないからダメだった』と思ってるところへAが来たんです」
友人Aの行動はあまりにも非常識だった。
「普通なら関係ない私に(子どもの入試結果を)そっと報告してみんなの結果を聞いてくると思ったのに…」
頭の良い息子をもつAは、「あまり賢くない息子のいるBの職場(Bは看護師)」まで押しかけたのだ。Aはちょうどその日、Bが勤める総合病院に行く予定があったものの、わざわざ違う科にいるBの仕事中に結果を聞きに行ったという。
「Bの息子は受かった事を母親に連絡せずにいたから、Bは『連絡ないからダメだった』と思ってるところへAが来たんです」
Bはきっと、息子の合否のことで気が気でない状況だっただろう。そんな時に、Aが職場に来てしまってはますます動揺してしまう。Bの息子が不合格だったら、いたたまれない空気になること必至だ。
女性はAの行動が、他人の気持ちを全く顧みない無神経なものだと判断したのだろう。
「それから私は付き合うのをやめました。関係ないけど、そのやり方が許せなかったのです。一から万事、心配りができないAでした」
普段より気を使う時期だからこそ、大人しくしておくべきだっただろう。
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