
カイエンとタイカンに登場
ポルシェは、カイエンとタイカンにブラックのアクセントで彩られた「ブラックエディション」の予約受注を開始した。
ブラックエディションの特徴は専用のエクステリアとインテリア、そして数々の高品質な装備だ。
特にタイカンは、大容量バッテリーの搭載による航続距離の延長というメリットも備えており、タイカン・ブラックエディションはスポーツセダンが用意され、カイエン・ブラックエディションは、クラシックなSUVとエレガントなSUVクーペの2タイプから選択可能だ。
メーカー希望小売価格(税込)は各グレードに沿った形でカイエン・ブラックエディションが1401万円~1847万円、タイカン・ブラックエディションが1627万円~1772万円のレンジとなる。
ブラックエディションとは
タイカンでは、スポーツデザインパッケージ、サイドウインドウトリム、リアのモデルロゴがハイグロスブラックで仕上げられ、他のエクステリア塗装仕上げと組み合わせたハイグロスブラックのエクステリアミラーは、ブラックエディションのみ利用可能だという。
ブラックのイルミネーテッド“Porsche”ロゴが付いたリアライトストリップが標準装備され、ブラックインテリアアクセントパッケージ、ストレージパッケージ、ブラックブラッシュアルミニウムドアエントリーガード(イルミネーテッド)も含まれると発表された。
タイカン、タイカン4にオプション設定されている大容量のパフォーマンスバッテリープラスは、タイカン・ブラックエディションモデルにも標準装備され、105kWhという大きな総エネルギー容量は、走行性能と航続距離(WLTP)の両方にメリットをもたらすとポルシェは述べている。
カイエンにおいては、スポーツデザインパッケージ、エクステリアパッケージ、エクステリアミラー、“Porsche”ロゴ、リアのモデルロゴのすべてがハイグロスブラックで仕上げられる。
インテリアは、ブラックブラッシュアルミニウムのインテリアパッケージによって、さらに魅力的になったと彼らは付け加えた。
両モデルシリーズの標準装備
・フルカラーのポルシェクレストをあしらったセンターキャップ付21インチホイール
・HDマトリックスLEDヘッドライト(カイエンブラックエディションはティンテッド)
・“Porsche”ロゴを映すLEDドアプロジェクター
・ヘッドレストにポルシェクレストをあしらったフロントコンフォートシート(14way電動調節機能およびメモリー機能付)
・ドルビーデジタルを含むBOSEサラウンドサウンドシステム(タイカンはエレクトリックスポーツサウンド付)
・ストレージパッケージ
・ブラックのスムースレザートリム
・タイカンのセンターコンソールには “Black Edition”と記された専用バッジ
オプションと更なるカスタマイズ
ブラックだけではないブラックエディションモデル
ブラックエディションとはいえ、ブラックをベースカラーにする必要はないとも彼らは述べている。
レジェンド、ドリーム、シェード、コントラストの各カテゴリーからのカラー選択、ペイント・トゥ・サンプルやペイント・トゥ・サンプルプラスプログラムで提供される幅広いカスタマイズオプションを利用することもでき、インテリアには、スレートグレーのレザーやツートンデザインなどのオプションも存在する。
オプションのスペシャルブラックエディションパッケージとさらなるカスタマイズ
エクステンデッドブラックエディションパッケージには、フロントドアの“Black Edition”のレタリングに加え、同じレタリングが入ったドアエントリーガード(イルミネーテッド)、専用ケース付車両キーセットなどが含まれるという。
キーとケース、リバーシブルラゲッジルームマット、フロアマット、車両ドキュメンテーションフォルダー、センターコンソールの収納コンパートメントリッド、ドアエントリーガードなど、数多くのインテリアコンポーネントをカスタマイズすることも可能だ。
タイカンとカイエンに対応するオプションは、ポルシェカーコンフィギュレーターのパーソナライゼーションシンボルで表示され、リアルタイムで確認することができ、ポルシェエクスクルーシブマニュファクチャーは、細部へのこだわりと卓越した職人技でこれらの装備のディテールを実現すると彼らは締めくくっている。
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