
元・日向坂46で女優の齊藤京子が映画初主演を果たした、深田晃司監督の最新作「恋愛裁判」の公開日が2026年1月23日に決定。併せて最新映像(https://youtu.be/1A4IAmTaeLU)と場面写真が披露された。
本作は、「元アイドルの女性に賠償命令」という新聞記事を目にした深田監督がその内容から着想を得て物語を紡ぎ、構想から10年を経て結実した渾身の作品。日本のアイドル界でまことしやかにささやかれる、恋愛禁止ルール。契約書に記載されたこのルールに反する行動をしたとして、所属事務所から契約違反と訴えられ裁判へと発展した一人の女性アイドルの姿を描く。
恋に落ちる人気アイドル・山岡真衣を齊藤が演じ、映画初主演。深田監督は齊藤に対して「ひとつ言えることは、齊藤京子さんとの出会いがなければこの映画は完成しなかったということです。絵空事でしかなかった脚本に全身全霊で血肉を与えてくれた齊藤さんに心から敬服しています」と最敬礼だ。
人気アイドルグループでセンターを務める真衣と禁断の恋におちる、中学時代の同級生・間山敬役に倉悠貴。真衣の所属事務所チーフマネージャー・矢吹早耶を唐田えりか、恋愛禁止ルールの契約条項に反した真衣に対し訴えを起こす所属事務所の社長・吉田光一を津田健次郎が演じる。
5月に開催された第78回カンヌ国際映画祭では、カンヌ・プレミア部門に正式出品され世界最速上映されたが、映画を鑑賞した観客からは「爽やかな風をカンヌに吹かせてくれた」「現代の問題に切り込んだ映画。齊藤さんは本当に素晴らしい演技だった」といったコメントが寄せられた。
最新映像は、カンヌでの公式上映の模様を記録しており、観客のリアクションが映し出されている。新たに披露された場面写真は、齊藤演じる真衣と倉悠演じる間山が並ぶ姿を捉えている。真衣が人気アイドルとして表舞台で見せる顔とは異なる、自然体でどこか安心した表情を見せるショットは、彼女がアイドルである前に、ひとりの女性であることを思い出させる。

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