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 アップルは7月11日、音楽ストリーミングサービス「Apple Music」において、宝塚歌劇の作品から厳選された28曲のストリーミング配信を開始した。宝塚歌劇の楽曲がストリーミングサービスで提供されるのは、今回が史上初となる。

ついにサブスク解禁! きらびやかな宝塚の世界をあなたの手に

 宝塚歌劇団は、1914年の初公演以来100年以上にわたり、女性だけの劇団として唯一無二の舞台芸術を築き上げてきた。花、月、雪、星、宙(そら)の5組と専科によって構成され、各組の公演では主演の男役トップスターと相手役のトップ娘役が中心となり、個性豊かなステージを繰り広げている。公演は物語性を楽しむ芝居と、「レビュー」と呼ばれる華麗なショーの二本立てで構成されることが多いのも特徴だ。

 今回配信される楽曲には、劇団☆新感線とのコラボで話題を集めた星組トップスター・礼真琴の退団公演『阿修羅城の瞳』や、宝塚歌劇110周年記念レビュー『Grande TAKARAZUKA 110!』などが含まれる。このほか、ゲームが原作の『悪魔城ドラキュラ』や、トップスターのお披露目公演、退団公演など、2024年から2025年にかけての話題作から楽曲をラインアップ。宝塚歌劇の歴史とその進化を音楽で感じられる内容となっている。

 Apple Musicでは、ファンはもちろん、これまで宝塚歌劇に触れたことがなかったユーザーに向けた「はじめての宝塚歌劇団」プレイリストも公開。心揺さぶるドラマチックな楽曲を気軽に楽しめる。新規登録ユーザーは1ヵ月間、対象のApple製品を購入したユーザーは3ヵ月間、無料でサービスを体験可能だ。

史上初、Apple Musicで宝塚歌劇がサブスク解禁『阿修羅城の瞳』など