井上真央が主演を務め、2005年に放送されたドラマ「花より男子」(2005年、TBS系)がTVerにて無料配信中だ。最終話の第9話では、あの名シーンにファンも歓喜した。(以下、ネタバレがあります)

【写真】ジャパンプレミアに参加した2025年の小栗旬

■超金持ち名門高校を舞台にした痛快青春ラブストーリー

本作は、「マーガレット」で1992年から2004年まで連載された、神尾葉子の同名人気コミックを原作にした痛快青春ラブストーリー。超金持ち名門高校に通う主人公の貧乏少女・牧野つくしが、学園を牛耳る御曹司4人組とぶつかり合い、さまざまなトラブルに巻き込まれながらも、持ち前の明るさと雑草魂でたくましく生きていく姿を描く。

“俺様キャラ”だがつくしへの愛情表現が不器用道明寺司や、つくしを優しく見守ってくれる花沢類ら…胸キュン要素が満載で、高視聴率を記録。その後、2007年には続編が、そして2008年には映画「花より男子ファイナル」が公開され、そのたびに話題となった。

女子高生日本一を選ぶコンテストを勝ち進むつくし

つくしは、椿(松嶋菜々子)の発案で、女子高生日本一を選ぶコンテストティーン・オブ・ジャパン」に出場。場違いなつくしだが、F4や椿の特訓の成果もあり、何とか勝ち進む。

だが、楓(加賀まりこ)に送り込まれた道明寺の婚約者候補・あや乃が、つくしの前に立ちはだかる。そんな中、道明寺は楓にある決断を迫られた。そして、最終的につくしは、婚約者のあや乃と共にファイナリストへ。これに対して会場からは大ブーイングが起こるが、道明寺は「お前らしくやればいいんだよ!」と勇気づけるのであった。

最終的に優勝を掴んだのは、婚約者のあや乃。しかし、彼女は会場のつくしを歓迎するムードを見て「私は今、胸を張って婚約者と言えません」と退散していった。

一方で道明寺は母の言いつけを守り、3年間ニューヨークへ行くことに。これを聞いて、つくしは類に1日付き合うように言ったが、類は「好きならどこまでも追いかけなよ!」といつかのつくしが言った一言をそのまま返すのであった。

■最後に思いを伝えるつくし

そしてプライベートジェットで飛び立とうとする道明寺を追いかけるつくし。それに気づいた楓はジェット機を止め、司は外へ。つくしとの再会を果たす。そして、つくしは「私、大事なこと道明寺に何も伝えていなかったから」と前置きをし「ありがとう!いつも私を信じてくれて」と感謝を伝える。

これを聞き、道明寺は「これから先もずっと、お前は俺の認めた女だ」と太鼓判。そして「お前、俺に惚れてるんだろ?」との一言につくしが「惚れてるよ!」と返すと、道明寺はたまらずハグ。2人は両思いのまま離れ離れになった。これにはSNSを中心に視聴者から「めちゃくちゃキュンキュンする」「何年経っても、名シーンすぎる!」と絶賛の声が上がっていた。

ドラマ「花より男子」/(C)TBS (C)神尾葉子/集英社