“マンガ読みのプロ”がマンガ界の動向や話題作を定点から語った書籍「マンガぶらぶら 21世紀マンガをひたすら読む」が、本日7月11日に立東舎より発売された。各章には久世番子のイラストが挿入されている。

【画像】斎藤宣彦の書評

同書は、マンガに関する書籍を多数執筆し、文化庁メディア芸術祭審査委員を務めた経験もある斎藤宣彦と、京都国際マンガミュージアム学芸員の倉持佳代子が、2010年代後半から2020年代前半まで読売新聞で連載していたマンガのコラムをまとめたもの。各章は第1章「未来編」、第2章「乱世編」、第3章「復活編」、第4章「黎明編」と手塚治虫火の鳥」にちなんで名付けられており、猫マンガ、学習マンガ、長寿マンガから、フランス語圏のマンガ・バンドデシネ、マンガ研究本まで300作以上が紹介される。また付録には2人が選ぶベスト3の作品も掲載している。

「マンガぶらぶら 21世紀マンガをひたすら読む」