斎藤工が主演を務め、永尾柚乃、Snow Man・深澤辰哉らが共演するドラマ「誘拐の日」(毎週火曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)。7月8日に放送された第1話の見逃し配信が106万回を突破した(※TVer DATA MARKETINGにて算出)。

【写真】凛(永尾柚乃)が親子丼を食べるシーン

■見逃し配信106万回をスピード突破

同作は、斎藤演じるマヌケなお人よし誘拐犯・新庄政宗と、永尾演じる記憶喪失の天才少女・七瀬凛という疑似親子の2人が、逃亡劇を繰り広げる“巻き込まれ型ヒューマンミステリー”。

初回では、新庄が心臓病の娘・芽生(日下莉帆)の手術費用を確保するため、妻・汐里(安達祐実)に押し切られる形で裕福な病院長の娘・七瀬凛(永尾)を誘拐するところからはじまった。しかし、凛は記憶喪失になっていることが判明。新庄はとっさに自分がパパだとウソをついてしまい、以来、“父親役”を演じるハメに。さらに、凛は博識で発想も鋭く、多言語を操る天才児であった。

そんな中、凛の両親である院長夫妻が何者かに殺害され、誘拐はともかく、身に覚えのない殺人容疑までふりかかってしまった新庄。警察はもちろん、なぜか凛を狙う正体不明の男にも追われ、凛とともにハラハラドキドキの逃亡生活になだれ込むまでが怒涛のごとく描かれた。

そんな波乱万丈な第1話の見逃し配信は7月8日の放送から3日間で106万回を突破(※TVer DATA MARKETINGにて算出)。これはテレビ朝日ゴールデン帯のドラマとしては、歴代3位タイでのスピード到達とのこと。

■初回から「考察要素が散りばめられてる」とSNS上で反響

「誘拐の日」は登場人物全員がそれぞれ“秘密”を隠し持っており、その怪しさがストーリーの奥行きを深める。記憶喪失の凛は天才少女であることは間違いないが、いったいどんな教育を受けていたのか。逃亡生活中、凛の腕にいくつものアザが残されていることが明らかになったが、その真相は謎である。

そんな凛を、新庄の妻・汐里が誘拐のターゲットに据えた理由も第1話では明かされていない。そして新庄にも凛には決して知られたくない“暗い過去”を抱えていることを予期させた。

SNS上では「斎藤工がこんな役新鮮」「永尾柚乃さん8歳で何か国語も喋る役こなすのすごい」「予想外の展開」「考察要素が散りばめられてる」などの声が寄せられた。

■第2話あらすじ

「あなたは誰? 私は誰?」

“8歳の天才少女”七瀬凛(永尾)に問い詰められた“お人よしで間の悪い誘拐犯”新庄政宗(斎藤)は、ついに真実を白状。警察に助けを求めようとした凛に、誘拐された日の記憶が一瞬、よみがえる。あの日、“何か”から必死に逃げていた凛が目にしたのは、パトカーの灯だった。

警察すら信用できなくなった凛は、新庄とともに再び逃亡を続けることに。そんな中、妻・汐里(安達)に会うため、新庄は凛とともに娘・芽生(日下)が入院する病室へ。ところが病院には警察が多数張り込んでいた。

「誘拐の日」第1話より/(C)テレビ朝日