【GoodsPress 上半期 AWARD 2025

2025年上半期はミッドハイクラスのスマートフォンを中心に完成度の高い端末が豊作だった。久しぶりの機種変更を楽しむには最高のタイミングだと言える。

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上半期のキーワードはやはり“AI”だ。主軸はミッドハイクラス。大賞の「Pixel 9a」は万人受けしやすいデザインへの刷新や汎用性の高い“一緒に写る”機能への対応が魅力だ。同様に今年初登場した新シリーズの「iPhone 16e」もAI機能のApple Intelligenceをサポートし、カメラを活用した「ビジュアルインテリジェンス」を使える。さらに容量やバッテリー持ちの強化も伴い、現代にマッチした実用性を備えた。

上位モデルではAIエージェント機能への第一歩を仄めかす「Pixel」や「Galaxy」が熱視線を浴びる。特に後者のハイエンドである「Samsung Galaxy S25」はハードウエアの洗練具合も相まって上位スマホとしての完成度が際立っている。一方の「Xperia 1 VII」はカメラのオートフレーミングなどを伸ばすなど独自路線でのこだわりで勝負をかけている印象だ。

そして、変わりダネから普通の選択肢に変わりつつあるのがフリップフォンだ。今季では「nubia Flip 2」のバランスが良い。

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