家族4人で暮らす女性ミニマリストによる新居ルームツアーが「すがすがしい」「気持ちいい」とYouTubeで話題です。動画の再生数は記事執筆時点で5万9000回を超えています。

【画像】まさかの光景

 動画を投稿したのは、ミニマリストを10年以上続けているという30代女性「Nozomi」さん。自由時間を増やすために物や家事を減らす方法をYouTubeチャンネル「ミニマリスト Nozomi」で発信しています。

 今回は、2025年5月に引っ越したというNozomiさんが2LDKの新居のルームツアーとしてリビングダイニング、キッチン、洗面所、浴室、玄関の5カ所を紹介してくれるようです。

 まずはリビングダイニングを紹介します。新しく注文した物もありますが、テーブルや子ども用のイスなどほとんどの家具は前の家で使っていた物なのだそうです。

 照明も引き続き使う予定でしたが、引っ越し時のトラブルで壊れてしまい現在は修理中。しかし、間接照明があるため夜は問題なく過ごせています。

 ダイニングの反対側はプレイルーム。天井のプロジェクターと真正面にある真っ白い壁を組み合わせて使うことにより、テレビやテレビ台がないスッキリした空間に仕上げました。

 画面にもなる壁の左側は収納スペース。扉を開けると、壁の中の大きな棚に物をしまえます。最上段にはプリンターをはじめとする機械類を置き、2段目には絵本やアルバム、3段目には工作で使う道具などを収納。まだ小さい子どもたちでも手が届く最下段は、おもちゃや幼稚園関連の物を入れる場所にしました。

 新居のキッチンはオープンタイプ。調理しやすいよう、台の上はペーパータオル以外何も置いていません。キッチン台の下には食器類や調理器具の他、小さいサイズの掃除機がしまってあります。これなら子どもがパンくずをこぼしてしまっても大丈夫!

 キッチン台の向かいの棚には電子レンジとポットを置き、ご飯を炊く際は炊飯器を右端に置いて使います。収納棚は薬や防災用品をしまう場所とし、右隣の空間にはロボット掃除機ルンバ」とゴミ箱を配置。寝室などで生じた全てのゴミはここへ捨てるようにしているといいます。

 キッチン近くの細長い収納棚は文房具やPC、幼稚園の書類などをしまうスペースです。書類はデジタルデータとして残し、不要になったら現物の方は廃棄。Nozomiさんと子どもたち2人に関する書類は、たった1つのA4サイズの書類ケースに収まっています。

 洗面台脇の収納は衣服入れとして使い、洗濯・乾燥後の動線が短くなるよう工夫しました。浴室は掃除の手間を減らすため、外せる台を全て撤去してシャンプーなどはタオルかけの上にのせています。

 玄関収納は前の家よりコンパクトなため、置く物を徹底的に厳選。靴やヘルメットなど外出時に使う物の他、電動自転車の充電器をしまうスペースにしました。

 新居の間取りが前の家より小さい2LDKということもあり、収納スペースは体感で6割ほどに減りましたが必要最低限に絞ることで物があふれることなく暮らせているそうです。

 ミニマリストとしての工夫が随所に見られたNozomiさんの新居ルームツアーに、コメント欄では「ステキなおうちでうらやましいです」「すごく明るい家でいいと思います!」「すっきりうっとりです」「すっごく衝撃を受けました! 我が家のモノ、一個一個を見直していこうと思いました!」「信じられません」「間接照明が印象的だと思いました」といった声が寄せられています。

 Nozomiさんは、YouTubeチャンネル「ミニマリスト Nozomi」の他にInstagram(@nozominimam)やブログも更新中。最低限の物で暮らす方法とそのメリットを発信しています。また、著書「ものも家事も最低限。子どもとミニマルに暮らす」(集英社クリエイティブ)が販売中です。

動画提供:YouTubeチャンネル「ミニマリスト Nozomi

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