
サイズが合わなくなったりして着なくなった子ども服を、2児のママが手縫いで上履き袋にリメイク。楽しみながら作る様子や、すてきに仕上がった作品に、Instagramで称賛の声が上がっています。
思い入れのある子ども服を繋ぎ合わせて1枚の布に
投稿したのは、小学2年生と1年生の兄弟を育てる、Mariko(@mindfulsewinglife)さんです。お子さんがどんどん大きくなると、着られない服もどんどん溜まるように。何度も直しながら使ってボロボロになった服は、最後はキッチンの掃除に使っていました。
動画では、そんなTシャツ生地を使ってなにか作れないかと、試しにパッチワークで1枚の生地にしています。思い出のある服から、世界で1つの生地が完成! ちなみに、下地には着なくなった夫のワイシャツを使っているそうです。
だんだんと楽しさを感じて心が満たされる
次に、作った生地と同じ大きさの裏布を用意し、キルティング風の生地を自作します。手縫いで縫い始めると、最初は「これ全部縫うのは無理かも」と思ったそうですが、徐々に縫い目が増えていくのがうれしく、作業が進むほど楽しくなったといいます。
Marikoさんは「ずっと、タイパ・コスパを追い求めていたけれど、全然気持ちは楽にならなかった」として、逆に手間や時間をかけると「心が満たされることに気付きました」とコメント。家で縫っていると、息子さんたちも触発されたように粘土遊びに集中したり、Marikoさんが縫う布に布用の消えるマーカーでお絵描きしてくれたりと、楽しく充実した時間が流れ、その制作中の日々も思い出に。
世界に1つだけの上履き袋が完成
そうしてできたキルティング風生地で、最後は実用的なアイテムを作っていきます。コツコツ手縫いして、持ち手を付けたら上履き袋の完成です。
子どもたちが何度も着た服から作った1枚の布。手縫いのキルティングは少しぼこぼこして手触りが気持ち良いそうで、見事に唯一無二の上履き袋に生まれ変わりました。お母さんの愛情が伝わってくる温かみのある作品にほっこり。
愛情あふれる手作り作品に反響
こちらの一連の投稿には、「丁寧な針仕事…素敵です」「見かけた人の気持ちまで柔らかくしてくれそうな靴袋に出来上がりましたね」「私も真似したくなりました」「大好きだったお洋服がカタチを変えてまた大活躍してくれますね」などのコメントが寄せられています。
Marikoさんは他にも、着ていない服を材料に体操服袋を作るリメイク動画や、子どものズボンやトレーナーといった服のお直し動画を公開しています。
画像提供:Mariko(@mindfulsewinglife)さん

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