テレビプロデューサーの佐久間宣行氏が9日深夜、ニッポン放送のラジオ番組『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』に出演。すべての芸能人に“伝えたいこと”を明かした。

○佐久間宣行氏が“いい人”だと思う芸能人

「芸能人でいい人は誰ですか?」と聞かれることが多いという佐久間氏。「基本、悪い人はいない」そうで、「だって、仕事に来てるから。仕事に来てて嫌なヤツってやばくない(笑)? 本当に嫌なヤツは、ほとんど出会ったことがない」と吐露。AD時代からいい人だと思っているのは、お笑いコンビ・おぎやはぎの矢作兼だそうで、「一番フラットで、機嫌が悪くなったところも見たことがない。ADにもやさしい。メイクさんとかとも雑談できる」と称賛した。

続けて、佐久間氏は、「ただね、全芸能人に言っておきたいんですけど……」と意味深に前置きしながら、「ピンマイクに声が乗ってるのに気づかないで、番組の文句をめちゃくちゃ言ってる人もいます」と暴露。スタジオ収録では、本番直前まで音声を下げているというが、「ロケのときはフェーダーを上げ下げしてくれる音声がいないから。ピンマイクがついたら、スタッフ全員に声が聞こえてますよ」と外ロケで起こりがちなハプニングを打ち明けた。

「現場の悪口言って、スタッフ全員聞こえてて。“さあ! 行きましょう!”って、全然盛り上がらないことがある」とぶっちゃけた佐久間氏。「目の前では、“よろしくお願いします!”って言ったのに、離れてピンマイクがついたら、“何なの!? 朝早くから”ってずっと悪口を。現場のスタッフに言ってたのが、俺たちにも聞こえてたタレントさんはいました。昔の話です」と苦笑しながら、「タレントのみなさん、ロケでピンマイクがついたら本当に気をつけてください」と注意を促していた。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。また、『オールナイトニッポン0』は、ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」で放送と同時に映像でも配信中。放送後には「17LIVE」限定のアフタートークも配信されている。

【編集部MEMO】
佐久間宣行氏がパーソナリティを務める『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』は、2019年4月にスタート。前月に行われた発表会見では、「この年になって、夢がかなうことがあるんだなと。中学時代から聴いていた『オールナイトニッポン』にまさか43歳でオファーがあるなんて」と驚き、就職活動ニッポン放送に落ちたことに触れながら、「『オールナイトニッポン』のディレクターをやりたかったんです。でも、まさか演者として出るとは」と話していた。
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画像提供:マイナビニュース