
間接照明でムード満点。豪華絢爛な装備が自慢
トヨタ「ハイエース」をベースにしたキャンピングカーは、さまざまなメーカーが製作販売を手掛けています。クルマごとにそれぞれの特徴がありますが、セカンドハウスが販売する「グレイスプレミアム」は、ゴージャスな内装がポイント。アウトドアでの車中泊を、豪華な室内でゆっくりとくつろぎたい。そんなユーザーにオススメです。
車中泊の概念を変える豪華絢爛シリーズ
2024年11月16日〜17日に福岡県福岡市のマリンメッセ福岡で開催された福岡キャンピングカーショー2024の会場内で、異彩を放っていたブースが「セカンドハウス」だ。同社は1986年に福岡県太宰府市で創業。それ以来、ワンボックス車のカスタムを専門にしている。キャンピングカーと言えばアウトドア。それだけに、車内の雰囲気や使い勝手も含めて、多少の汚れを気にすることなく、自由に使用できるスタイルが一般的だろう。
しかし、セカンドハウスはまったく異なる発想で、自社オリジナル車を開発。そのテーマが、ラグジュアリーである。今回展示されていたクルマは3台。「DPプレミアムN1」、「ウイングスプレミアム」、「グレイスプレミアム」と、それぞれ目的に合わせてタイプが異なっているが、大まかな方向性は統一。その内装を見れば明らかだが、どのクルマにも採用されている豪華絢爛なキャンパー装備こそ、セカンドハウスの特徴だ。
しかも、これらはオリジナルコンプリートカーとして購入可能。トヨタ「ハイエース」をベースの場合、ボディタイプはナロー、ワイド、スーパーロング、駆動系も2WDと4WDと選べる。そしてエンジンも2Lガソリン、2.7Lガソリン、2.8Lディーゼルと、各仕様で選択できるのも魅力的である。
就寝人数や目的別で豊富なバリエーションをランアップ
今回の展示車のなかで、もっともベーシックなのが「DPプレミアムN1」だ。乗車定員は7名だが、就寝定員は大人2名と子ども1名を想定。冷蔵庫、キッチンスペースは完備しつつ、車内でゆったりとくつろげる空間が作られている。ベース車はハイエースのナローとワイドのみの設定とし、行き場所を選ぶことなく停めやすい、使い勝手のいいサイズ感がメリットだ。
ハイエースのスーパーロングをベースにしたのが「ウイングスプレミアム」。こちらはキャンピングカーの装備は最低限に留める代わりに、スライド、回転、リクライニング機能を設けたプレミアムキャプテンシートを装備。さらに、電動パワーシートへのアップグレードも用意している。そして、後部のソファーもコの字、L型、跳ね上げコの字型など多数用意。イメージとしては、某ミニバンの最高級グレードを超える内容だった。
そして最後が、「グレイスプレミアム」。ラグジュアリーな装備を持ちながらも、長期間の車中泊を楽しみたいユーザー向けだ。独立キッチンや電子レンジなども装備しているが、ベッドスペースを優先した設計となっている。大人3名での就寝が可能なだけではなく、オプションの2段ベッドを使用すれば、子供2名の追加スペースも確保。
キャンピングカーの需要は、年を追うごとに増えているという統計が出ている。日本国内だけでも、さまざまなメーカーが存在しているが、アウトドアにも関わらず豪華絢爛の異質な空間を体験できるのが、セカンドハウスなのだ。
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