元プロ野球選手で野球解説者アレックス・ラミレス氏が7日、YouTubeチャンネル『[ラミレス公式]ラミちゃんねる』で公開された動画「【緊急討論】ブレイクの予感!? 前監督ラミレスと梶谷がDeNAスター候補野手を徹底分析! 井上絢登は本物なのか? 【梶谷隆幸コラボ(1)】」に出演。DeNA梶原昂希が改善すべきポイントについて語った。

ブレイク前の梶谷隆幸氏との共通点も

大分県立大分雄城台高校、神奈川大学を経て2021年にドラフト6位でDeNAに入団した梶原。プロ3年目の2024年にブレイクすると、91試合に出場して打率.292、4本塁打、30打点、16盗塁という成績を残したが、今季は動画公開日時点で47試合に出場して打率.218、1本塁打、8打点、4盗塁と、2年目のジンクスを味わっている状況だ。

そんな梶原に話が及ぶと、ラミレス氏は「彼はすごいポテンシャルを持っていると思うよ」と称賛しつつ、「カジもしっかり引きつけて逆方向に打てるようになってから結果が出るようになった。それまではボールを前で打ってたよね」「梶原昂希もそういうところがあるから、引きつけて逆方向に打てるようになればと思うよ」と、この日ゲスト出演した梶谷隆幸氏のブレイク前との共通点を挙げた。

また、今季の不振の要因についても「打ちたい気持ちが強すぎて、前でボールを打っているよね。しっかり最後までボールを見て、引きつけることが大事だね」と解説したうえで、「四球も少ないんだけど、しっかり引きつければ四球も増えて打率も自然に上がるはずだよ」とコメント。そして、「自分が他のチームの監督でDeNAと対戦するなら、彼にストライクは要らないね。振ってくれるからね」とも話していた。

【編集部MEMO】
アレックス・ラミレス氏は、東京ヤクルトスワローズ読売ジャイアンツ横浜DeNAベイスターズなどで活躍した元プロ野球選手。DeNA時代に日本通算2000安打を達成し、外国人選手では史上初の名球会入り。引退後はDeNAの監督も務めた。
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