お笑い芸人の陣内智則が6月27日、YouTubeチャンネル「田中俊行チャンネル『トシが行く』」にゲスト出演。かつて住んでいた“心霊物件”に感謝する場面があった。

○ワンルームで「敷金礼金いらんって言われて…」

コンビを解散し、ピン芸人に転向したころを振り返り、「コーポに住んでたのよ。俺からしたら、出世部屋になんねんけど」と語った陣内。ワンルームの部屋には、御札が貼ってあったそうで、「敷金礼金いらんって言われて。御札ぐらいええかって。日当たりもいいし」と話しながら、「そこがよく出たのよ。霊が」「夜、めっちゃ金縛りに遭う」とぶっちゃけた。

一方で、「そのときに、めっちゃネタ作った」という陣内は、「毎晩、金縛りに遭うから。寝るのが嫌やったの。でも、仕事がないから」「パチンコばっかりしてて、部屋に帰ったら毎晩金縛りで」と吐露。はじめての経験だったが、「怖いという感覚はなかった」そうで、「(霊を)見たことはないのよ。声は聞こえたことあんねん。何かを言ってる声とか。でも、それって幻聴かなと思うから。怖いけど、御札貼ってるし、しゃーないやろぐらい」とひょうひょうと振り返った。

寝ると金縛りに遭うため、夜な夜なネタづくりに励んでいた陣内。すると、NHK『爆笑オンエアバトル』や日本テレビ系『エンタの神様』への出演が決まり、さらには、読売テレビ『なるトモ!』でMCを務めることになり、「俺はその部屋に感謝してんねん。お化け部屋に」としみじみ。しかし、その部屋の玄関は、「何か刺したら開くドア」だったため、「今やったら通報もんやけど、朝起きたら女子高生が座ってた」「“来たらあかんで～”って。それが5日ぐらい続いた」と“恐怖体験”を打ち明けていた。

【編集部MEMO】
『田中俊行チャンネル「トシが行く」』は、怪談蒐集家・呪物・オカルトコレクターである田中俊行(トシ)氏の個人YouTubeチャンネル。「怪談や呪物のお話」は少なめに、“トシ”の飾らない日常風景を届けている。
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