
長い付き合いがある友人でも、ささいなことがきっかけで縁が切れることもある。投稿を寄せた20代女性(北海道)は今年、人生の大半を一緒に過ごしていた友人と絶縁に至った。
「幼なじみのある行動がきっかけで、話したくない、顔も見たくない、会話もしたくないと絶交を心に決めました」
発端は、友人からスマホに「明日、電話しない?いいよね?」と急にメッセージが入ったことだった。(文:西荻西子)
「じゃあ午後1時くらいに電話かけるね!」と言っていたが……
友人は大学生で、女性は社会人だ。年始、久々の仕事を終えたばかりで非常に疲れていた女性は、「はやいところ着替えて、横になりたい一心でした」という状況だった。それでも女性はメッセージに、「明日は日曜だから…午前中はごめん、ゆっくり休みたい。午後からならどう?」と渋々返信した。
「そしてまもなく彼女から返信があり『わかった!!じゃあ明日の午後1時くらいに電話かけるね!』と威勢のいいお返事が……」
約束を守るため、女性は少し早めに起床し、身支度などをしながらのんびり過ごした。気づけば正午だった。
「慌てて電話の用意をしなきゃ、と部屋を少し片づけたり、食後の洗い物を済ませて1時頃に電話が鳴るのを待っていました。ですが、電話は約束の時間を過ぎてもかかってきません。それから1時間、2時間……と時刻が過ぎていき、とうとう4時になっていました」
「今友達と遊びに行っててメッセージ返せないから、何も送ってこないで~!」
不審に思った女性は、「まさか約束を忘れてすっぽかすつもりか?」とメッセージを送った。
「数時間後にお返事がきました。『あ、返事遅くなっちゃった。今友達と外で遊びに行ってるから、メッセージ返せないから、何も送ってこないで~!!じゃあね!』と」
自分から誘っておきながら、悪びれもなくメッセージを送ってきたことに、女性は激怒した。
「そんなメッセージの返事を見て、私は彼女の行動と悪びれる態度のなさに、ブチンと頭のなにかが切れたような感覚を覚えました。それから半年ほど経ちますが、未だに腹が立っており、和解は到底できないなと感じています」
女性はもう連絡するつもりはなく、「誕生日のお祝いメッセージも送りたくなく、絶交のままでいいやと、そう思っています」と20年来の友人とフェードアウトになりそう、とのことだった。
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