
言った方は“イジり”のつもりでも、言われた方は顔も見たくないほど嫌悪感を覚えることはある。同じ高校出身の友人グループの中に、ひどい“友人イジり”をしてくる男友達・A男がいたという40代女性(兵庫県)。
前編では、女性がアニメやゲームの二次創作をしていると知った途端、A男が「エロ漫画描いてるんだよね~」などと執拗に絡んできたことを紹介した。実際は「描けもしないし、見せたこともない」と抗議しても、「いいじゃないのよ~」とかわされるばかりで、全く聞く耳を持たず、
「給料低いけど副収入があるでしょ?」
「エロ描いてるなんて見えないよね~」
「今日も元気にエロ描いてる~?」
と周囲にも吹聴し、ネチネチと揶揄し続けたという。女性がメールで強く叱責すると謝罪の返事が来たものの、それから数か月後、”信じられない出来事”が起きた。(文:西荻西子)
「こんな非常識で無神経な奴は本当に無理です」
「なんと、A男が私の自宅にアポなしで突然やってきたのです!」
女性が何しに来たのかと尋ねると、A男は「ちょっと顔を見に来たの~」と答えるばかりで、強引に家に上がり込み「ニヤニヤと世間話を始める始末」だったという。女性が「さっさと帰ってほしい」と願うも、A男は居座り続けた。
「挙げ句のはてに『(私が)友達少ないって淋しいよね~』私が友人が少ない事を楽しそうにいじってきたり、『◯ちゃん(私)って引きこもり?』と(怒)」
当時、女性はPC資格取得のためスクールに通っており、試験後は就職するためバイトも辞めていたため家にいることが多かった。それを引きこもり呼ばわりされては、怒りたくなるのも当然だ。
「結局1時間も家に居座られ、不愉快にさせられただけで終わりました。この男にとっては人の弱点や嫌な部分をいじるのが楽しいだけなんだ、ただ自分が楽しければ相手が嫌がっていようが関係ないんだ、何を言ってもどうせ人を不愉快にする事しかしないんだ……」
執拗な同人活動への揶揄、そして今回の自宅へのアポなし訪問という無神経な行動に、女性は「流石に2度もこんな嫌な思いをさせられ、ようやくこの馬鹿男と絶縁しようと決めました」ときっぱり。その後、女性は思いもよらない事実を知った。
「後から共通の男友達から聞いたのですが、女子メンバーのいない時A男が『付き合うんだったら私さんだよね~』などと言っていたらしいです。一連のいじりは気持ちの裏返しだったのかもしれませんが、こんな非常識で無神経な奴は本当に無理です」
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