斎藤工主演のドラマ「誘拐の日」(毎週火曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系※初回は夜9:00-10:00)の第1話7月8日に放送。 新庄(斎藤)が誘拐した少女・凛(永尾柚乃)が語学堪能であることが明かされたシーンに多くの声が上がりSNSが盛り上がった。(以下、ネタバレを含みます)

【写真】マヌケでお人よしの誘拐犯・新庄(斎藤工)と記憶喪失の天才少女・凛(永尾柚乃)

■「誘拐の日」とは

本作は、「シグナル」「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」などを生みだした、韓国有数のスタジオ・ASTORYが2023年に製作した連続ドラマ「誘拐の日」を原作に、「下町ロケット」(2018年)、「半沢直樹」(2020年、ともにTBS系)、「愛しい嘘~優しい闇~」(2022年、テレビ朝日系)などを手がけた脚本家・丑尾健太郎氏が、日本オリジナルのノンストップエンターテインメントへと昇華。

映画「神様のカルテ」(2011年、2014年)やドラマ「星降る夜に」(2023年、テレビ朝日系)などで知られる深川栄洋氏が演出を担当する。

斎藤演じるマヌケなお人よし誘拐犯・新庄政宗と、永尾演じる記憶喪失の天才少女・七瀬凛という疑似親子の二人が、次々と襲いかかる危機を乗り越えながら犯人捜しと逃亡劇を繰り広げる“巻き込まれ型ヒューマンミステリー”となっている。

キャストは斎藤と永尾のほかに、栄進記念病院の顧問弁護士でかつて凛の家に出入りしていた元家庭教師・山崎忠を深澤辰哉(Snow Man)、政宗に誘拐を促す妻・汐里を安達祐実、凛を追う謎の男・ケビン福住を鈴木浩介が演じる。

また、強欲な病院副理事長・七瀬富雄に長谷川初範、栄進記念病院の看護師長・藤澤香里に望海風斗、新庄を追う所轄のベテラン刑事・須之内司に江口洋介、須之内とバディを組む若手刑事・北村高広に佐藤寛太、凛の行方を追う医学博士・水原由紀子に内田有紀が扮(ふん)する。

■凛を誘拐する新庄、父親だとうそをつくが…

ある夏の夜、新庄政宗は逡巡しながら高級住宅街へと車を走らせていた。彼は、これから裕福な病院長の娘である七瀬凛を誘拐しようとしていた。

実は新庄の娘・芽生(日下莉帆)は重い心臓病を患っており、莫大な手術費用を確保するため、妻の汐里が誘拐を計画したのだ。だが、元来お人よしな性格の新庄は実行日になっても踏ん切りがつかず、電話で逐一指示してくる汐里に押し切られる形で、ついに目的の院長宅近くまでやって来る。

ところが、新庄の車の前にひとりの女の子が飛び出してきた。間一髪、急ブレーキで事故を免れた次の瞬間、その少女は気を失って倒れてしまう。慌てて駆け寄った新庄は、少女の顔を見てビックリ。気絶した女の子こそ、誘拐のターゲットである凛だったのだ。

あっさり誘拐が成功して拍子抜けする新庄だったが、目を覚ました凛が発したのは「私は誰なの?」という思いもよらない言葉だった。記憶喪失になっている可能性のある凛に対し、新庄はとっさに自分はパパで、凛のことを娘の芽生だとうそをついてその場をごまかすのだった

■凛が語学堪能であることが明かされたシーンに反響

新庄が出かけた隙に外に出た凛は、言葉の通じない外国人労働者たちに日本語で作業を教えている親方の姿を目にする。

凛が彼らに近付き、親方が言っていたことを中国語とタガログ語で説明し始めたシーンにSNSでは「天才少女すぎん??」「何ヶ国語喋るん?」「すごーーーー」「天才キッズか中身大人確定やん」「人生何周目だよ!!」「専門用語までわかんのこわすぎるwwww」「かしこい!!!!」「ゆのちゃんの演技力すごい」「凛、見た目は子ども、頭脳は大人だな」などの声が多く上がり、大いに盛り上がった。

次週の予告映像では、政宗が凛を誘拐したことを凛に白状する場面も。第2話も見逃せない。

◆文=奥村百恵

「誘拐の日」第1話より/(C)テレビ朝日