2025年7月3日、テリー伊藤が自身のYouTubeチャンネルを更新。英国の貴族車・デイムラー ダブルシックスを紹介する動画を投稿した。

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 テリー伊藤は、これまで60台以上の車を購入してきた芸能界屈指の車好きと知られており、過去には自身が購入した「ルノーアヴァンタイム」や「プジョーRCZ」などの名車をYouTubeで紹介している。

 そのようなテリー伊藤が今回訪れたのは、クラシックカー専門店の『ヴィンテージ湘南』。紹介するのは、1992年式の「デイムラー ダブルシックス」だ。カラーはホワイトで、走行距離は6万5000km。テリー伊藤は「白って珍しいね」「惚れ惚れしますね」と興味津々のようだ。

 「デイムラー ダブルシックス」は、機械に頼らず、職人たちが手で押し運びながら熟練工へと引き継いでいくという流れで製造されたという背景を持ち、一つひとつ丁寧に仕上げられたことで知られる名車だ。なお、1992年12月25日に製造は打ち切られている。

 テリー伊藤は、過去に「デイムラー ダブルシックス」を手にしていた時期があったようで、「この車買って、うちの兄貴に売りました」と、兄の故・伊藤光男さんに売った経緯も話明かした。

 今回紹介した「デイムラー ダブルシックス」は非常に保存状態がよく「(シートにはひび)割れもないし、普通に綺麗」と、テリー伊藤も感心している様子。トランクを開けると思わず「きれいですね~」と感心するほど、状態がよい。また、トランクも奥深くまで収納スペースが確保されており、車体の見た目に反して多くの荷物が入りそうだ。

 一方難点もあるようで、テリー伊藤いわく「燃費悪いです」とのこと。『ヴィンテージ湘南』のスタッフによると、燃費は3~4km/Lとのことで、恐ろしいほど燃費効率が悪い。また、車内も狭いようで「(助手席を)最後まで下げても狭い」「空間をうまく使ってない」と、テリー伊藤は率直に紹介した。しかし、この効率の悪さも「贅沢」と、魅力であると感じていることを明かした。

 実際に乗車してみることに。走り心地はかなりいいようで、テリー伊藤は「気持ちがいい車って表現、なかなか使わないよね」と称賛。なお、本体価格は385万円とのことであった。コメント欄では「漫画に出てきてたな、めっちゃ懐かしい」「往年の名車、白のダブルシックス」と、その名車に思いを馳せる声が見られた。

(文=小川遼)

動画サムネイルより