俳優の上坂樹里が、7月13日に都内で開催されたファースト写真集「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」(幻冬舎)の発売記念取材会に登場。初めての写真集をリリースする今の心境を語った他、同作の発売日でもある7月14日(月)に20歳の誕生日を迎えるということで、サプライズでバースデー祝いも行われた。
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同作は、豊かな自然、歴史、文化が共存する長崎・五島列島で撮影された、上坂の等身大の無邪気な表情、羽目を外した姿に加え、これまであまり見せることのなかった艶っぽい姿も収められた写真集。ゆっくり時間が流れる五島で上坂とカメラマンの神藤剛氏が丁寧に対話をしながらシャッターを切られたため、写真から心の機微も感じられる仕上がりになっている。
上坂は、1月クールに放送された日曜劇場「御上先生」(TBS系)で3年2組の生徒・東雲温を演じた他、2026年度前期の連続テレビ小説「風、薫る」(NHK総合ほか)で見上愛とW主演を務めることも発表され、大きな注目を集めている。役者業以外では「Seventeen」専属モデルとしても活動中だ。
初の写真集発売にあたり、今の心境を「写真集を出すことは一つの夢でもあったので、いつも応援してくださる方や、支えてくださる方のおかげで20歳の誕生日に写真集を出すことができて、本当にうれしく思いますし、10代最後のありのままの自分を詰め込んだ1冊になっているかなというふうに思います」とコメント。
五島列島で行われた撮影の思い出については「本当にすてきな場所で、今回初めて行ったんですけど、帰りたくないと思うくらい自然も広がっていて。ご飯もおいしくて、思い出はたくさんあるんですけど」とした上で、「実際に船の上で釣りを体験させてもらって、漁師さんに手伝っていただきながらアジを釣って、その場でさばいてもらって食べたんですけど、それが信じられないくらいおいしくて。あと、スタッフの皆さんとホテルでUNOを2、3時間くらいやったんですけど、それがすごく楽しかったです」と述懐し、柔和な笑みを浮かべた。
また、7月14日が20歳の誕生日ということで、フォトセッション時にはサプライズでバースデーケーキが運び込まれ、大喜びしていた上坂。当日の予定について聞かれると「家族とおうちで初めてのお酒を飲む約束をしています(笑)。ちょうどさっき何を飲むかっていう話をしていて、ビールか梅酒がおいしいと聞いたので、どちらかを飲んでみようかなと思っています」と、ういういしく答えた。
■自己採点は100点「自分にとっても宝物のような1冊に」
あらためて20歳になる節目の日に発売を迎えるということに「私の人生の中でも、すごく大きな節目になるタイミングでファースト写真集を出せるということは、すごくうれしく思います。年を重ねてから、大人になったときに見返したいなとも思いますし、次につなげられるように頑張りたいです」と力を込める。
今後挑戦したいことについては「朝ドラの撮影がこの後に控えていて、私の中でかなり大きな挑戦の作品というか役になると思うので、精いっぱい頑張りたいです」と、オーディションによって2410人の中から選ばれた大役への意気込みも語った。
そして、今作の自己採点を「100点です」と即答し、「カメラマンさんだったりメークさん、スタイリストさんのおかげですごくすてきな1冊になっていると思いますし、撮影の思い出も含めて、写真集が出来上がって見たときにすごくうれしかったんです。ファンの皆さんにも見てもらうのが楽しみですし、今まであまり見せてこなかった表情だったり、ありのままの上坂樹里をお届けできる、自分にとっても宝物のような1冊になったので100点にしました」と、点数に込めた思いも伝えた。
◆取材・文・撮影＝松崎太陽
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