
元プロ野球選手で野球解説者のアレックス・ラミレス氏が7日、YouTubeチャンネル『[ラミレス公式]ラミちゃんねる』で公開された動画「【緊急討論】ブレイクの予感!? 前監督ラミレスと梶谷がDeNAスター候補野手を徹底分析! 井上絢登は本物なのか? 【梶谷隆幸コラボ(1)】」に出演。DeNA・松尾汐恩の起用法について持論を述べた。
○松尾汐恩のコンバートを提案
大阪桐蔭高等学校から2022年にドラフト1位でDeNAに入団した松尾。高卒3年目の今季は、動画公開日時点で51試合に出場して打率.261、3本塁打、12打点と、ブレイクの兆しを見せている。
そんな松尾に話が及ぶと、ラミレス氏は「サードやらせたほうがいいと思うよ」と捕手からのコンバートを提案。「宮崎敏郎も年齢的に毎日プレーできるわけじゃないから。もしかしたら今使えば、宮崎以上の結果を出す力を持っているから」と続けたうえで、「将来的なことも考えたら、サードで使って、キャッチャーもできるしね」と、2ポジションでの起用もあり得ると述べた。
また、ラミレス氏は「山本祐大と同じポジションを争わせるのはもったいないよ」「山本は今シーズン打ってないけど、打つことより期待されているのはディフェンス面だよね。しっかり配球をして、盗塁を刺せるかが重要だ」と、正捕手争いを繰り広げる山本にも言及。そして、「宮崎も調子が悪いから、サードで使ったほうがいいんじゃないかな」と改めてコンバートを提言していた。
【編集部MEMO】
アレックス・ラミレス氏は、東京ヤクルトスワローズや読売ジャイアンツ、横浜DeNAベイスターズなどで活躍した元プロ野球選手。DeNA時代に日本通算2000安打を達成し、外国人選手では史上初の名球会入り。引退後はDeNAの監督も務めた。
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